電気グルーヴのドキュメンタリー製作ウラ話・大根仁監督インタビュー

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BRUTUS(ブルータス)

電気グルーヴのドキュメンタリー製作ウラ話・大根仁監督インタビュー

  史上初となる民間人によるスペースXの宇宙飛行密着、 50年間封印されていたビートルズ最後のライブ映像、カルロス・ゴーン本人が語るあの逃亡劇の真相、 実は高い知性を持つタコと人の友情の映像詩……などなど 思わず「あれ、観た?」「もちろん!」と盛り上がる話題作が続々登場するドキュメンタリーにハマってしまいますよね。   今回ブルータスでは『電気グルーヴ』のドキュメンタリーを製作する大根仁監督にインタビューしています。  
電気グルーヴのドキュメンタリー製作中の大根仁監督に突撃!
    電気グルーヴは1989年に結成されたバンド。 メンバーは石野卓球さんとピエール瀧さんで テクノ、エレクトロを中心とした独特の音楽性と破天荒なパフォーマンスが特徴です。   2021年8月16日、YouTubeに『DENKI GROOVE THE MOVIE 2 ?』と題された約25分に及ぶ予告映像がアップされました。 電気グルーヴのドキュメンタリー『パート2』が完成!?と大根仁監督にブルータス編集部が連絡したところ 「いやいや、制作中というか撮影中というか、出口がわからなくなったというか(笑)」 という返答が。  
『DENKI GROOVE THE MOVIE?』製作のきっかけ
  もともと、『DENKI GROOVE THE MOVIE?』を2015年に作ったところから始まっているといいます。 「『電気グルーヴの結成25周年記念でドキュメンタリー映画を作ってほしい』と当時の電気のマネージャーから連絡があったのが最初です。卓球さんが家で古い段ボールを整理してたらデビュー当時のライブ映像がたくさん出てきて、これをまとめて映画化したら面白いんじゃないか、『だったら監督は大根さんで』と2人が言ったと。それは光栄だと思いつつ、”ああ、気が重いなあ”って(笑)」   電気グルーヴは大好きだけれど、石野卓球さんとピエール瀧さんは 大根監督にとって一番面白くて、一番カッコよくて、一番怖い先輩であるそうです。   「200%で返さないと対峙できないんですよ。だから、2人に指名されたときは『恐怖新聞』が届いたような感じで、絶対死ぬなって(笑)」  
ヤマ場が難しいバンド
  「バンドのドキュメンタリーは過去にピークがあるとわかりやすいんです」   それは、いざこざがあって再結成だったり、メンバーが脱退したけど復活したりなど。 アップダウンや紆余曲折の物語があると作りやすいもの。 しかし、電気グルーヴの二人は高いレベルを維持しながら進化し続けている 稀有な存在でわかりやすいピークがなく、ヒストリーを追いつつ現状も伝えられますが ヤマ場をどこに持ってくるのか、その構成が難しいと言います。   大根監督は関係者にインタビューをし、ツアーに張り付き、バックステージも含め様々なシーンを撮影。 出来上がるまで1年半かかりました。   「基本的に本人たちは何も言わないんです。『全部任せたから』と。そう言われるとハードルがさらに上がるんだけど、卓球さんに出来上がりを魅せると『面白い!最高!』って連絡があって。やった、と」   電気を知る人にも、知らない人にも、全方位に向けたドキュメンタリーに仕上がり、 映画における興収という使命も黒字にすることができ、監督自身も満足したそうです。 もう二度と彼らの映画を作ることもないだろうと、肩の荷を下ろし、一ファンに戻った、と話します。  
  2019年、ピエール瀧さんの”あの事件”が起きます。 その頃監督はNHK大河ドラマ『いだてん』の撮影に参加しており、ピエールさんも重要な役を演じていました。 ドラマ関係者たちが重苦しい会議をしているとき、大根監督は『映画のパート2をやんなきゃ』と考えていたそうです。   インタビューの続きはこちらからお読みいただけます。  

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