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《懐かしの電車でめぐる信濃路》「あれ?東京?」と錯覚するような地下のホーム
今、長野電鉄を走る車両は、かつては首都圏の路線で活躍していた電車ばかり。
なじみ深い電車から、いつか乗りたかったあこがれの特急まで、
“第二の車生”を信州で駆ける懐かしの列車をめぐる旅へ出かけましょう!
今回は、現在は長野県を走る首都圏の地下鉄を走っていた車両たちを紹介します。
「あれ?東京?」と錯覚するような地下のホーム

長野電鉄の長野駅は、地方私鉄には珍しい地下鉄ながら、
有人改札に野菜や果物の直売所……といかにもローカル線らしい独特の風景が広がっています。
直売所をのぞきつつ、窓口で『長電フリー乗車券』を購入し、いざホームへ。
2面3線の地下ホームには、朝一番の特急『スノーモンキー』と2本の普通列車が停まっていました。
普通列車は元東急8500系と営団03系、いずれも首都圏の地下鉄を走っている車両たちです。
ホームへ下るエスカレーターには渋谷で見るような『東急Food show』の広告、
地下のホームになじみのある地下鉄車両……、一瞬「あれ?ここ東京だったっけ?」という錯覚に陥りそうになります。
2020年から導入された『3000系』は元営団03系電車で、ちょっと前まで日比谷線を中心に活躍していました。
帯の前面のみ長電カラーの赤に塗り替えられているものの、外観も内装もほぼ往時のまま。
唯一、扉付近に取り付けられた開閉ボタンがローカル線らしさを醸し出しています。
最初は地下区間を進むのでまさに地下鉄そのもの。
善光寺下駅をすぎて地上に出たところで、運転室の扇風機に営団地下鉄のマークが残っていることに気づきます。
東京メトロ・長野電鉄と移り変わっても、ひっそりと回り続けていた営団マークの扇風機。
変わったところ、変わらず残されているもの……
間違い探しのように懐かしさと新しさを探すのが譲渡車両の旅のおもしろさかもしれません。
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