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登山を始めて一番したいことは安全に山を楽しむことですよね。
常に安全100%で行くことは難しいことかもしれませんが、気をつけることに越したことはありません。
今回のランドネでは山登りを始めてから、耳にする機会が増える30の用語をピックアップしています。
最近始めた方も、これから始めたい方も頭に入れてみることで
安心安全を第一に登山を楽しめるかもしれません。
用語をいくつか紹介します。
【Word 1】ウルトラライトハイキング
道具の軽さが自由をもたらす
重くてかさばるのが当然だった山道具を見直し、
軽量コンパクトな道具を選ぶことで、より軽快に山歩きを楽しむスタイル。
『UL(ユーエル)』の略称でも呼ばれます。
元々は、全踏破するのに数ヶ月もかかるアメリカのロングトレイルを
いかに体への負担を軽くして歩くかを考えたハイカーによって生み出されたスタイルです。
日本でウルトラライトハイキングを広めた第一人者の土屋さんは、現在のムーブメントにこんな指摘をしています。
「道具の重量を軽くすることだけを追い求めないでほしい。余分なものを省いて荷物を適正化することで、自分の能力を的確に把握したり、自然の姿をしっかりと感じるようになることこそが重要なんです」
つまり、道具の軽量化とはあくまで手段のひとつであり、それ自体が目的ではないということ。
道具だけでなく、気持ちを軽くすることこそが大切ですね。
【Word 2】ガイド
山をガイドするだけがガイドさんの仕事じゃないんです
豊富な登山技術、知識を生かし、安全に山を案内するサービス業のこと。
ひと口にガイドといっても、さまざまなタイプが存在します。
保有する資格の種類によって、案内できる標高や季節、内容が異なります。
得意分野もそれぞれで、岩登りやアルパインクライミングに強い実力派ガイドがいれば
料理やおしゃべりが得意なホスピタリティに優れるガイド、
植物や歴史などの知識が豊富な学者肌タイプのガイドもいます。
それぞれに詳しい山域もあるので、歩きたいルートに合わせて依頼前に考慮したいですね。
【Word 3】行動食
歩き続けるために不可欠な体と心のガソリン的食事
登山の最中、エネルギー補給のために口にする間食のこと。
食事とは分けて考え、こまめに補給するといいです。
その名の通り、行動し続けるためのエネルギーを補うものなので、
一般的にはカロリーの高いナッツ類や甘いお菓子類などが推奨されています。
しかし、体が疲れてくるとナッツやお菓子はノドを通りづらくなるのも事実。
カロリー数を重視して選ぶよりも、体がキツイ状況でも食べたくなるような好物や
喉を通りやすいゼリー飲料を選ぶのも手です。
登山前に地元の銘菓を探してみるのもいいですね。
今回は3つを紹介しましたが、本誌では全部で30ものワードがあります。
さらに、注目のULギア6選も参考になります。
本誌にてご覧いただけます。
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