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「ほかの時代に生まれていれば幸せだった」
誰もが一度は描くこの思い。
一億総貧困時代を迎える日本。
バブル世代、団塊ジュニア世代、ポスト団塊ジュニア世代、プレッシャー時代、ゆとり世代、Z世代…
本当に恵まれていないのはどの世代なのでしょうか。
SPA!では歩んだ道のりと待ち受ける将来から不幸No.1世代をあぶり出しています。
得な世代などない?全世代が不幸を感じる日本社会
「あの世代に生まれたかったなぁ…」
そんな思いは本当にあるのでしょうか。
各世代を見渡すと、それぞれに不幸は続いている印象です。
入社時がピークのバブル世代、
受験戦争を戦い抜いた団塊ジュニア世代、
就職氷河期から非正規雇用を生んだポスト団塊ジュニア世代、
給与が一向に上がらないプレッシャー世代、
結婚できないゆとり世代、死ぬまで働くと言われるZ世代……
「そもそも、いまの日本で不幸を感じずに生きるのは難しい」と話すのは
マーケティングアナリストの原田曜平氏。
「経済成長した先進国の人々ほど、『自分は不幸だ』と認識する傾向があります。すでに成長は止まり、あとは国力が低下していく様子を眺めるだけ。そのため、全世界の先進国で『過去の人々が経験したような華々しい時代を歩むことができない』との絶望感を抱く人が増えています。
また、昨今は経済成長の弊害として環境破壊なども問題視されてきています。特に若者であればあるほど、『親世代のツケを払わされている』『親世代より豊かになれないから不幸だ』という感覚が強い傾向があるように思います」
景気がよい時代に生まれた人ほど得をしている?
先進国・日本に住む以上、不幸は常についてまわるもの。
とはいえ、景気がよい時代に生まれた人ほど得をしているという感は否めません。
ですが、必ずしも好景気を生きた人間が幸せだとも限りません。
「確かに、経済は幸・不幸を決める大きな要素です。ただ、幸せと不幸せは表裏一体で、その世代特有の良さが悪さにも転じます。例えば、景気が悪くて就職時に苦労した世代ほど、多くの競争に揉まれることで、より地に足のついた合理的な人間になります。反対に、就職時にラクをした世代ほど、人生に対して楽観的になりやすいので、その後の社会人生活で苦労することも多い。
長期的な視点で考えていくと、どの世代にも、その世代特有の出来事があり、それに付随する不幸は存在します」
本誌ではさらに、『年功序列の存在が世代の不幸をつくる』という話も出されています。
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