《これからの世界をつくる女性リーダー》フィンランド首相、サンナ・マリンインタビュー

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30代、40代の女性首相が登場するようになった現在。

新世代のリーダーはどのように仕事に取り組んでいるのでしょうか。
そして日本に女性リーダーが現れるのはいつ?

今回はフランス版ELLEに掲載された、
フィンランド首相サンナ・マリン氏のインタビューから抜粋して紹介します。

 

人々と協同して課題を解決し、政治の世界のロールモデルに

 

サンナ・マリン氏は1985年フィンランド、ヘルシンキ生まれ。

市議会議員を経て、2015年フィンランド国会議員に。

運輸通信大臣だった2019年、前首相の辞任により34歳の若さで首相に就任しました。

女性としては世界で最も若い国のリーダーです。

 

女性の大臣が占める割合は19人中12人、平均年齢は47歳。

連立5政党の党首はすべて女性です。

 

サンナ・マリン氏はこう言います。

 

「自分は、50歳の男性議員よりも劣っているとも優れているとも思っていません。それでも、私が任務をまっとうし、国が抱えるさまざまな問題を解決に導くことができれば、政治家を夢見る世界中の少女たちの希望になることができるかもしれない。政治の世界にも、ロールモデルは必要。そんなふうに思っています」

 

サンナ・マリン氏が政治の世界に踏み入れたのは27歳の時。

母親とともに引っ越した先であるタンペレ市の市議会議長に立候補しました。

その後、社会民主党の副議長に選ばれますが、自身はそうしたキャリアを顧みることはあまりないそうです。

 

「いつも、『これをどうにかしたい』という課題ありきで動いていました。社会のなかに問題を見つけ、それをどうしたら解決に導くことができるかを最優先に考えていた。それは、自分のキャリアのことを考えるよりも、よっぽど大切なことだと思うからです」

 

この国で暮らす全ての人々の力が必要

 

国を動かしていくうえで、最も大切にしていることは『人々と協同していくこと』だといいます。

意見やバックグラウンドの異なる人々の声に耳を傾け、対話を続けていく。
同時に、自分で自分を偽ることなく、自らの価値観も大切にする。

根幹には「社会を良くするには、この国で暮らすすべての人々の力が必要」という考えがあります。

 

それにしても、なぜフィンランドは政治分野においても
ジェンダー格差の少ない国として知られるようになったのでしょうか。

他の国々はどうすれば北欧諸国のようになれるのでしょうか。

 

「それぞれの国に良さがあり、やり方があるので、『こうすればジェンダー格差はなくなる』と紋切り型のアドバイスをするつもりはありません。でも、フィンランドでは子どもたちが幼い頃から男女平等の教育が浸透している。これは大きなことだと思います。女性だって、男性と同じように高いポストに就くことができる。そう信じて疑うことなく生きていけるわけですから」

 


 

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