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「ヨガしようかな……でももっと寝ていたい」
「お風呂掃除したくないなぁ」
「パン焼きしたい!けれど時間がない」
「何か新しいこと、始めたい!」
してみたいことはたくさんあるのに、なかなか始められないのはなぜでしょうか?
『面倒くさい』の正体は人間の本能だった!
「面倒くさい」の正体は、明治大学教授・心理言語学の堀田秀吾さんが解説しています。
「およそ10~20万年といわれる人類の歴史の中では、いつ身の危険が訪れるか、次にいつ食料変えられるのかわからない、そうした時代が長く続いてきました。
そのため幼少期は別として、『できる限り体力を温存し、休む状態を保つ』のが、人間の本能的な欲求なのです。
つまり、動いていない状態は、“充電期間”で、必要がなければ動きたくない、新しいこともしたくない。それが“面倒くさい”の正体です。
2~3分よりはまとまった時間で、30分や1時間にくらべ、何かをするならずっと気楽にできるのが“15分”。
今回はその15分を有効活用している方が活用のコツを紹介してます。
15分なら気負わずにできる!
『時間をにごらせない』人生の充実習慣
整理収納アドバイザーの井田典子さんがいろんな方に家事の悩みを聞くと、
「考えるだけで気が重くてとりかかれない」と言うそうです。
『窓拭きしなきゃ』
『あれ片付けなきゃ』
考えるだけで“大変そう”というイメージばかりがふくらみ、肉体は疲れていないのに
先に頭が疲れてしまう…とのこと。
井田さんは『イマヤルノガイチバンハヤイ』と呪文のように唱え、
やるべきことはサッと終え、リラックスや夢中になるときはそこに没頭します。
すると、過ごす時間や生き方の密度も違ってくるのだそうです。
それが井田さんの思う『時間をにごらせない』こと。
15分という時間は、日々するべきことを済ませる目安にぴったり。
1時間の4分の1で、1日(1440分)の約1%。
「1日の約1%なら気が重くても苦手でも、やってしまおうという気持ちになりませんか?」
整理収納コンサルタントの本多さおりさんは子育て真っ只中。
時間を有効に使うために心がけているのは、家事にかかる手間や時間を減らすことです。
15分をどのように生み出すかより、突如与えられた15分を生かすために準備をしておく、というイメージ。
苦手な家事が楽になる方法を考えたり、持ちものや置き場所を見直したり、
自分と家族の今の暮らしに合う方法を、いつも試行錯誤しているといいます。
本多さん流の“15分”のスタート準備
本多さんが教える、「やりたい」と思ったことをすぐ実行するための準備が紹介されています。
家の「メインストリート」を意識して
変えてみて「使いやすい!」を体感
書き出して整理する
詳細は本誌にてご覧ください。
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