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史上初の“本人公認”ジェフ・ベゾス本が世界的なベストセラーとなっています。
彼自身が発した生の言葉をたどると、世界最高のカリスマを成功に導いた『原則』が見えてきます。
ジェフ・ベゾス氏は1964年生まれ、米アマゾン・ドット・コム前CEO。
95年にオンライン書店のサービスを開始し、2018年にForbesの世界長者番付で初めて首位に立ち、
以来4年連続でトップに。
そして、2021年12月に待望の日本語版が発売された『Invent & Wander ジェフ・ベゾス Collected Writings』。
翻訳を手がけたのは、ミリオンセラー『FACTFULLNESS』、
ピーター・ティールの『ゼロ・トゥ・ワン』など数々のビッグタイトルを担当してきた関美和氏。
50冊以上のビジネス書を手がける人気翻訳家ですが、
長らく外資系金融業界でファンドマネージャーとしても活躍し、
昨年は旧友のキャシー松井らとベンチャーキャピタルを立ち上げています。
そんな彼女がベゾス氏の言葉をどう読み解いたのでしょうか。
What’s not going change over the next 10years?
今後10年で変わらないものは何か?
ベゾス氏は『長期思考』を大切にしています。
一般に、企業が成長を指南するとき、変化を優先します。
すなわち、時代のニーズを拾い、それに適応しながらビジネスを変えていくことに資源を集中しがちになります。
一方、ベゾスは変化と同じくらい『何を変えないか』についてもこだわっています。
例えば、この先10年たっても、ECで変わらないのは何か?
低価格が支持されるのは間違いないし、配達も早いほうがいいに決まっている。
品揃えも多いほうがいはずです。
「これらのことに心血を注げば、これからも見返りがある」とベゾス氏は語るのです。
やること、やらないことの明確な判断基準を自らにもっている。
だからこそ、短期の誘惑に惑わされない。
正しいことを続ければ、決して道を外すことはないのです。
ベゾスが毎年株主に書いている手紙の本質は、彼自身の経営哲学である決意表明。
「アマゾンのやり方が唯一の正しいやり方だとは決して言わない。ただ私たちには私たちのやり方があるというだけだ」
ベゾス自身がこう断っている通り、自分の考えが正しいかどうかは評価できません。
それでも自分はそれを信じて、とことん経営していく、
(だから、理解できない人は株主にならなくてもよい、というメッセージも込められていると思います)。
経営者としての自分を信じ切ることができなければ、長期思考を貫くことはできないとも言えるでしょう。
本誌では、他にもベゾス氏の言葉の解説が紹介されています。
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