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小さな店は宇宙だ
入った瞬間の空気感や店主の人柄、においや音楽、装飾……
そのすべてが混ざり合って生み出されるふたつとない空間だからこそ、わざわざ足を運びたくなります。
自由気ままで枠にとらわれないから言ってしまえばひとつの“宇宙”のようで、
小さいけれど“無限の可能性”を秘めています。
今回はOzmagazineで特集されている、『東京の小さな店めぐり』をピックアップします。
【明治神宮前】neel(ニール)

手間ひまを惜しまない温かみのある憩いの場
原宿駅、明治神宮前よりそれぞれ徒歩12分。
閑静な住宅街にひっそりと佇む隠れ家カフェには、路地裏の立地ながらも、
トレードマークでもある洋梨の看板を目がけてオープンから客さんがひっきりなし。
人気のゆえんは料理はもちろん、内装や空間づくりまで効率性を優先せず手間ひまを惜しまないことにあります。
店主の田中さんはこう話します。
「飲食業界のみならず、いろいろなことが便利でスピーディな現代だからこそ、逆に一から手間ひまをかけて作ったモノやコトに対する価値観が浮き彫りになった気がします。そうした価値観にやさしく寄り添えるようなお店に」
音楽業界でアナログレコードが復調しているように、温かみのあるものごとが今求められているのかもしれません。
ネルドリップで淹れるコーヒーや、ソースから手作りのカツサンド、一つひとつ集めたアンティーク雑貨。
丁寧に仕立てたものごとから広がる温かみがとても心地良いです。
ゆったりと流れる時間が心まで満たしてくれます。
【明治神宮前】HORAIYA(ホーライヤ)

明治神宮前の老舗喫茶『COFFEE BON』の跡地にコーヒーとサンドイッチの店『HORAIYA』が昨年9月にオープン。
カフェらしからぬ店名は店主の河野さんの実家である大分県の創業90年を誇る乾物問屋『宝来屋』に由来しており、
それには東京と大分の架け橋になるという思いが込められていました。
店主の河野さんはこう話します。
「ずっとコーヒー業界にいるかたわらで、もし自分が独立するなら、出身の大分のことも知ってもらえるようなお店にしたいという思いがありました。そこで実家の店名を拝借して、同時に乾物の魅力も伝えていこうと決めたんです」
そうしてできあがったのが切干大根やひじきなどの乾物を使ったサンドイッチ。
これまでの概念になかった新しい組み合わせによるオリジナルメニューは店の代名詞として巷でも話題です。
明治寺神宮前から大分へはせる思いを形にした乾物家の息子ならではの
ユニークな1品はまさにここでしか味わうことができません。
本誌では、さらに古着店、テキスタイルメーカー、お菓子店など
行けばいろいろ巡りたくなるお店が紹介されています!
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