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霧に包まれた山形県飯豊町の白川湖。
雪解け水が流れ込み、水中から木々が生えているように見えます。
写真家の小関一成さんが『霧幻』と呼ぶこの幻想的なダム湖の光景は、4月中旬から1ヶ月間だけ現れます。
今回は、小関さんが記録した『霧幻の森』の写真たちを紹介します。

雪解けによる湿気が濃い霧を発生させ、柔らかな光が辺りを包みます。
木々が水に沈むさまから『水没林』と呼ばれます。
この一帯は白川湖の一角にあり、雪解け水でダムが満水になると、水深は深いところで7メートルほどになります。
自ら顔を出しているのはシロヤナギ。
冬枯れの木々が芽吹き始めると、わずか10日ほどで深緑に変わります。

見る角度によってさまざまに色が変わる湖面。
雨量の多い季節を迎える前の5月中旬、推移を下げる目的で放水が始まり、水没林は姿を消します。
日本でこんな景色が見られるなんて、幻想的で不思議ですね。
本誌では他にも霧幻の森の写真が掲載されています。
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