後世に軌跡を残すYOSHIKIのワイン造り「まずは妥協のない作品づくり」

  • 更新日
  • 有効期限 2022.06.02

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YOSHIKI氏がワインをプロデュースし始めてから12年が経ちます。

年々反響は高まり、ビジネス的には大成功。

ですがそこには、曲作りと同様、後世に残るワイン作りを目指すアーティストとしての葛藤がありました。

 

GOETHEではYOSHIKIさんのワイン造りについてインタビューをしています。

 

偉大なワイン造りの血統と音楽で磨いた感性の融合

 

 

きっかけは、ロブ・モンダヴィJr.との出会いでした。

ロブは、あのオーバス・ワンを生み出した近代カリフォルニアワインの父、ロバート・モンダヴィの孫です。

ワイン造りのパートナーとして、これ以上の強い人物はいません。

 

YOSHIKI氏はナパ・ヴァレーに足繁く通い、ロブもYOSHIKI氏のライブを訪れるなど、
両者は公私ともに交流を深めていきました。

 

ブドウのチェックやブレンディングをともに行い、徐々に理想の味へと近づけていく。

そうしたやりとりを繰り返しながら造られる『Y by YOSHIKI』のプロジェクトは2009年にスタート

 

「自信はありましたが、最初は手探り状態。周りには失敗する理由を数多く並べ立てる人もいました。ご存知のようにオーパス・ワンはロバート・モンダヴィと、ボルドーに一級シャトーのムートンを持つロスチャイルド家とのコラボレーションですが、彼ら自身も当時はうまくいくかどうかわからなかったと思うんです。

『オーパス・ワンに匹敵するクラスのワインを造ろう』というロブからの提案に、僕たちは意気投合したいんです」

 

 

祖父ロバートからワイン造りの精神を受け継ぎ、毎日、ワインのことだけを考えている男、ロブ・モンダヴィJr.。

一方、日々音楽家としての感情を磨き、研ぎ澄まされた語感を持つ男、YOSHIKI。

 

ふたりの才能が融合し、ワインというひとつのアートを紡いでいきます。

 

「まずは最高の作品を生み出すこと。音楽もワインも、素晴らしいものを作ればビジネスは後からついてくる。そういったビジョンの元、皆さんのサポートのおかげもあり、5年目からは予想以上の売り上げを達成し続けています。多くの反響があり、生産が追いつかないほどです」

 

それでも無闇やたらとビジネスを拡大しないのがYOSHIKI氏。

これまでもリリースは不定期で、ヴィンテージの欠番も少なくありません。

 

「ほぼ毎年試してはいるんです。しかし最終的に僕が納得できなければ、『Y by YOSHIKI』は出しません。僕は、ビジネスより先に“最高のものを生み出したい”という気持ちがある。妥協はしません。自分が考える芸術に、妥協という文字はないんです」

 


 

やはりアーティストのYOSHIKIさん。ワイン造りにも妥協は許しません。

本誌ではさらにワイン造りの難しさや、音楽との共通点などを語っています。

 

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