じっくり考えられる『ワーキングヘルスケアプログラム』を取り入れた移住前体験

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移住や2拠点生活に興味はあるけど、どんな地域が自分に合っているのかわからない…。

 

そんな人には、気軽に試せる移住促進プランがおすすめ。

全国の自治体が提供する魅力あふれる取り組みを紹介します。

 

【ワーケーション】島根県・松江市

 

 

マインドフルネスや瞑想でワーケーションしながら癒される

 

「水の都」と称される島根県松江市が取り組んでいるのが『ワーキングヘルスケアプログラム』

滞在前後と滞在中にストレス値を計測して、その変化を把握できるストレスサイエンスや、
地域の人との交流会などが体験できます。

さらに今年度は、マインドフルネスや瞑想なども盛り込むそう。

 

そもそものきっかけは、サテライトオフィスの利用者から
「自然の中でリラックスして仕事ができた」などの評価を得られたから。

 

そこで、首都圏のIT企業を対象に、都市部での通常勤務時と松江でのテレワーク時のバイタルデータなどを、
島根大学とともに計測・分析。

その変化を検証したところ、松江滞在時にはストレス反応の改善がみられたという結果が。

 

これを受けて、市を中心とした産官学で構成したコンソーシアムによる運営が始まりました。

市の担当者によると「ワーケーション参加後、2拠点居住を始めたケースもあります」とのこと。

 

【ワーケーション】島根県・松江市

 

 

ワーケーションで地域の課題を考え、ブラッシュアップしたモニターツアーを計画

 

瀬戸内海のほぼ中央に位置する今治市。

地域の課題をワーケーション参加者に解決してもらおうという取り組みを行っています。

民間企業と連携する『新たな旅のスタイル促進事業 令和3年度』を展開し、日本航空(株)との事例では、
社員が3班(各5名)体制となり、3泊4日で滞在しました。

 

「事前に訪問したい観光先を聞いて、体験コンテンツを含めた工程表を作成。滞在中は、移住者が営むカフェやワーケーションで見えた課題を発表。公共交通機関が整備されていない場所へのアクセスなど、令和4年度に向けた課題が浮き彫りになりました」

と、市の担当者。

 

これらの課題解決に取り組みつつ、今年度の今治ワーケーション促進事業ではモニターツアーを行うそうです。

 


 

本誌では、さらに北海道・厚沢部町、三重県・鳥羽市の移住促進プランが紹介されています!

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