【血栓症予防にも】1/2日分の野菜が食べられる夏おかず『トマトとゴーヤーの牛肉ソースがけ』

  • 更新日
  • 有効期限 2022.08.14

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。

 

下肢の腫れ、痛み、色の変化などがある血栓症予防の食事は、
「野菜をたっぷり」「肉・魚・ごはんは適量」がポイント!

1日に食べたい野菜の量350gの半分を満たす、夏野菜をふんだんに使った主菜と副菜を兼ねるおかずレシピを紹介します!

 

夏おかずの基本形

 

 

まず、血栓症予防におすすめな野菜の魅力ポイントを4つ紹介します。

 

(1)食物繊維がたっぷり

 

食物繊維は血糖値の急激な上昇をおさえたり、コレステロールの吸収をおさえたりして、動脈硬化予防に働きます。

 

(2)抗酸化ビタミンがたっぷり

 

抗酸化作用があるビタミンA・C・Eは、血中コレステロールの酸化をおさえて動脈硬化予防に働きます。

 

(3)カリウムがたっぷり

 

カリウムはナトリウムの排泄を促して、高血圧予防、動脈硬化予防に働きます。

 

(4)水分がたっぷり

 

野菜に含まれる水分も、血栓症の原因の一つである「脱水」予防に有効です。

 

料理研究家・栄養士の小田真規子先生によると、“野菜たっぷりおかず”をおいしく続けるコツは…

 

・まずは量を満たすことを目指しましょう。
緑黄色野菜、淡色野菜の種類はあまり気にしなくてOK

・野菜を増やすと味つけの塩分も多くなりがち。
適量の砂糖や油を活用して、塩を増やさずに、味をととのえます

・噛みごたえは野菜の大きな魅力。
火を通さずに食べられる夏野菜は、あえて半生状態に仕上げることで、生と加熱した食感の違いを楽しみます。

 

『トマトとゴーヤーの牛肉ソースがけ』

 

 

うま味、甘味、酸味を兼ね備えて生でも食べられるトマトは便利な野菜。

ゴーヤーのほどよい苦味がアクセントに。

 

【材料】

トマト、ゴーヤー、塩、牛肩ロース薄切り肉、小麦粉、サラダ油

(a)ねぎのみじん切り、しょうがのみじん切り、オイスターソース、酢、塩、砂糖、

 

【作り方】

 

(1)ゴーヤーはわたと種を除き、薄切りにする。

塩と水をふって5分おき、水けを絞ります

 

(2)トマトは7~8mm厚さの輪切りにして器に盛り、1をのせます

 

(3)牛肉は小麦粉をざっとまぶし、aは合わせます

 

(4)フライパンに油を中火で熱し、牛肉を広げ入れます。

動かさずに2分焼いて上下を返し、aを加えます。

ほぐしながら中火で煮立て、汁にとろみがついたら2にかけてできあがり!

 

トマトはゴーヤーと牛肉をいっしょにはさんで口に入る厚さにスライスするのがオススメ!

 


 

 

本誌では『きゅうりと鶏肉の塩酢いため』『青梗菜の豚しゃぶサラダ』など
夏野菜をふんだんに使って健康に気を使った、美味しいレシピが掲載されています!

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。