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高齢化が加速する日本では、一人暮らしの高齢者も増加。
さらに、コロナ禍で人と人との関係の希薄化も進みました。
それに伴って懸念されているのが『孤独死』です。
サンデー毎日では、介護や高齢者の孤独死に詳しい淑徳大総合福祉学部の結城康博教授と、
『父がひとりで死んでいた』の著者・如月サラさんに、コロナ禍時代の孤独死対策について聞いています。
どんな人が孤独死になりやすいのか
今年の2月に、新型コロナウイルスの新規陽性者数が過去最高を記録しました。
ワクチン接種が行き渡り、感染が落ち着いてきています。
一方、今でも人との接触には、最新の注意が必要とされています。
そのような中で、特に注意しなくてはいけないのが、高齢者の孤立だと結城康博教授は警鐘を鳴らします。
「高齢化が進行して、以前に比べて高齢者の家族構成に変化が現れています」
総務省の統計では、65歳以上の人がいる世帯のうち『単独世帯』は、
2005年に22.4%だったのが、2020年には29.6%に増加しています。
(出典:総務省「令和2年国勢調査」)
現在、高齢者の約3、4人に1人が『独居高齢者』になります。
独居高齢者の増加に伴い深刻化しているのが『孤独死』。
孤独死とは、自宅で誰にも看取られないで亡くなり、数日後に発見されて、事件性がない、自殺でもない状況のこと。
近年、生涯独身の男女や、子どもと別居している高齢者が多く、
今は夫婦2人で暮らしているとしても、1人が施設に入ったり亡くなったりすれば、
残された1人は独居高齢者になります。
「今後は高齢者の独居が当たり前になっていくと考えられます。加齢に伴って心身が衰えることで、孤独死のリスクが高まります」
それでは、孤独死になりやすい人とはどんな人なのでしょうか。
まず、マンションの集会などの集まりに参加しない、町内会に入らないなど、
近所づきあいをしない人が当てはまります。
また、子どもがいても遠方に住んでいたり、きょうだいと疎遠になっていたりして、
あまり連絡を取り合わない人も、リスクが高いといいます。
「共通するのは日常的に人と接する機会が少なく孤立しているということです。周囲の人との交流があれば、連絡が取れなくなったときに、異変に気づいてもらえます」
本誌では、コロナ禍で起きていることや、父の孤独死を悔やむ女性の話も掲載されています。
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