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室内で繁殖するダニは何種類いるか、知っていますか?
大体10種類程度だそうです。
その中でも注目したいのが、アレルギーの原因になる『チリダニ』です。
NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所所属の白井秀治先生はこうコメントします。
「チリダニのフンや死がいを繰り返し吸い込んだり、体に触れ続けたりすると、ダニに対するアレルギーになる可能性があります」
朝起きたときに鼻が詰まったり、ふとんの上げ下ろしでホコリが舞うと鼻水が出るなどの症状がある場合、
ダニに対するアレルギー反応が起こっている可能性も。
毎日が発見では、室内でダニが多いところNo.1の寝具の手入れ5ヵ条を掲載しています。
ふとんのお手入れ5ヵ条
(1)「乾燥」でダニがすみにくい環境にする
週に1度は「天日干し」か「ふとん乾燥機」
ダニは乾燥した状態が苦手。
ふとんの湿気を少なくすることで増殖を防ぐことができます。
できれば週1でふとんを干したり、ふとん乾燥機にかけたりして乾燥を心がけましょう。
(2)掃除機でダニのフン&死がいと吸い取る
アレルギーの原因となるフンや死がいの除去を
家の中で繁殖するダニの6~9割を占めるのが『チリダニ』。
そのフンや死がいがアレルギーの原因となります。
エサとなる人のフケやあかも一緒に掃除機で吸い取りましょう。
→掃除機を使う際には、ふとん専用ノズルがおすすめ
(3)シーツ類は水でダニを洗い流す
週に1回、シーツや枕、ふとんカバーを洗濯
ダニのフンや死がいは水で洗い流すことができるので、選択は効果的。
敷ぶとんや掛けぶとんを天日干しする際などに、シーツや枕、ふとんカバーを外して洗います。
1週間に1回が理想的です。
(4)朝、ふとんをめくって湿気を逃す
起きたらふとんに風を入れる
朝起きてすぐに、押し入れにしまったり、ベッドカバーを掛けたりすると、湿気がこもったままに。
起きたら掛けぶとんを半分めくって敷きぶとんやマットレスに風を当てましょう。
今日は上半分、翌日に下半分というような工夫を。
(5)シーンズンオフはダニ対策をして収納
しまう前にふとんを丸洗い
シーズンが終わったふとんは、洗えるものは丸洗いして、ダニのフンや死がいを洗い流しておきます。
大物も洗えるコインランドリーが便利。
ふとんを洗えない場合は天日干しなどで乾燥し、掃除機で吸い取るという基本のお手入れをしてからしまいます。
密閉袋で湿気をシャットアウト
季節街のふとんは圧縮袋のようなジッパー付き密閉袋に入れてしまうと湿気を吸いにくくなるのでおすすめ。
圧縮しなくてもOKです。
湿度が高い日は、中の湿度も上がるので、天気のいいからっとした日に作業を。
本誌ではそれぞれの行動について細かいアドバイスなども掲載されています!
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