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赤や黄色に染まる山々を見上げたり、谷川を流れる真っ赤なもみじを愛でたり……。
紅葉狩りは、落葉樹が茂る自然のそばに出掛けてこそ味わうことができる、秋最高の贅沢です。
コロナ禍で3度目の紅葉シーズンを迎える2022年秋。
今度こそゆっくりと、その絶景を堪能してみませんか?
婦人画報では、密を避けるスタイルをより徹底した進化系の宿を紹介しています。
2022年の紅葉前線
どちらの宿で紅葉狩りを楽しみますか?

紅葉前線は、桜前線とは反対に、北から南へ進んでいきます。
今年の予報は、東日本は平年並み、西日本はやや遅め(9月1日現在)。
葉が色づく時期は、秋の気温と深く関係し、
一般的には朝の最低気温が8度前後を下回る日からしばらくして色づき始めます。
また、秋に寒暖差の大きな日が増えるほど、鮮やかに。
日本で一番早く紅葉を見られる宿は、北海道の旭岳温泉『湯元 湧駒荘』。
遅くて12月10日頃の鹿児島の妙見温泉『妙見 石原荘』。
一日1組限定、体験型の宿

2019年春以降にオープンした長野・南木曽にある『Zenagi』は
スペシャルな体験を誂えてくれる紅葉に抱かれた古民家の宿。
江戸時代に建てられた屋敷をリノベーションしています。
1階のラウンジから見えるのは、日本の原風景のような里山の秋景色。
Zenagiのアクティビティのひとつが、自然保護のエリアの大狭谷をスペシャリストと巡るカヌー体験。
山の絶景がゲストを非日常へと誘います。
他にも、うつわ作家とモノづくりをしてみたり、パラグライダーで大空を舞ったり、
竹林ビーチで、贅沢な『記念日ランチ』を食べることも。
秋を越えたときには、『冬の禅体験』もできるそうです。
家族や大切な人と一緒に、完全貸切のリゾートで羽を伸ばしたいですね。
本誌では他にも、一日1組限定の宿が紹介されています。
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