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コロナ禍でおうち時間が増えて、改めて注目されたのがウォーキングです。
かつてはミドルエイジ以降の軽運動というイメージが強かったですが、
最近は若い世代にも歩く人が急増中。
道具は不要でいつでも日常生活のついでに始められるのが大きな魅力。
運動不足解消や体脂肪燃焼をはじめ、健康維持、筋力アップ、
そしてメンタルヘルスや脳活性化にも、歩くことはポジティブです。
今回はTarzanで紹介されている、歩くことのメリットについて紹介します。
『歩く』といいこと

(1)脳が鍛えられる
仕事も私生活もフルで楽しむためには、脳にはいつまでも若々しくアクティブに働いてほしいもの。
そのために大切なのがウォーキング。
そもそも脳の成長には、歩くことが欠かせません。
脳内科医の加藤俊徳先生はこう話します。
「ヒトは、生まれてから立って歩くまで1年ほどかかる。歩き始めて行動範囲が広がると、視覚や聴覚などの五感が刺激されるようになり、脳が完成形へ近づきます」
歩いて手足を動かすと脳の酸素消費量が増し、頭頂部で運動を担う『運動脳』が活性化されます。
脳の右脳と左脳には、特定の機能を担う場所が約60ずつあります。
加藤先生はこれを『脳番地』と名づけ、全部で8系統に整理。
このうち運動系の脳番地が運動脳です。
「8つの系統はネットワークを作り、協力し合っている。なかでもウォーキングで鍛えられる運動脳は、このネットワーク全体を強化して脳力を高めてくれます」
大人になり、脳が完成しても安心できません。
使わないと衰えるのは、脳も筋肉と同じなのです。
「うつや引きこもり患者のMRI脳画像を診ると、運動脳がスカスカでまともに機能していない。2週間も歩かないと誰でも運動脳が萎縮し、それが脳機能全体の落ち込みを招く恐れがあるのです」
(2)「運動負債」が避けられる
運動が足りないと、太って血圧が上がる、イライラしやすくなるといったトラブルに見舞われます。
このような状況を加藤先生は『運動負債』と呼びます。
運動不足で心身に不調が及んだ状態です。
運動負債を避けるには、日々のウォーキングが有効。
では、どのくらいのウォーキングが必要なのでしょうか。
加藤先生は、多くの患者を診てきた長年の経験と自らの実感を踏まえて、
生活スタイルごとに目安量を示しています。
たとえば、デスクワーク中心で知的生産性を高めたいなら1日80分(約8000歩)以上のウォーキングが求められます。
歩幅が70cmなら約5.6km以上です。
とはいえ、忙しくて思ったように歩けない日もあるはず。
そこで、運動負債を溜めないウォーキングは、2週間単位で考えるのがオススメ。
ある日のウォーキング量が10分足りなかったら、翌日10分余計に歩けばいい、というもの。
逆に明日忙しくて歩く時間が取れないと思ったら、今日のうちに10分多めに歩いて、“運動貯金”を作っておきましょう。
こうして2週間単位で、運動負債が生じないように歩けるといいですね。
本誌では、1日に必要なウォーキング量の目安や、他のメリットもたっぷりと解説しています。
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