《腸もれ(リーキーガット症候群)に悩む方へ》腸内環境を整え、免疫力を上げる玄米食

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腸内環境を整え、免疫力を上げるといわれる玄米。

 

今号の壮快では、玄米食を実践して不調が改善したという体験談や、
玄米を日比野食事に取り入れる方法なども紹介されています。

今回は田中クリニック院長の田中善先生による玄米の解説をピックアップします。

 

玄米は腸と脳が整う免疫アップ食

 

 

食生活の変化により生じた病気

 

日本人の食生活は、戦前と戦後で大きく変わりました。

和食から欧米型の食事へと移行したことで、子どもたちの体格がよくなるなどのメリットもありましたが、
しだいにデメリットも目立つように。

 

肉類の摂取が増え、かわりに野菜の摂取量が減り、ビタミン、ミネラル、食物繊維は不足しがちに。

血圧、血糖値、コレステロール値や中性脂肪値が軒並み上がり始め、
血液はドロドロになり、メタボ生活習慣病になる人が増えてきました。

 

コメ(米食)から小麦(パン食)へ。

この変化も大きな影響を及ぼしました。

 

小麦に含まれるグルテンや、一緒に飲んでいる牛乳のたんぱく質であるカゼインなどの影響で
腸のバリア機能に問題が生じ『腸もれ(リーキーガット症候群)』に悩まされる人が増えたのです。

 

腸もれとは、腸に穴があき、本来腸に透過しない未消化物などが生体内にもれ出てしまう状態で、
それによりアレルギーやアトピーといった現代病や新たな腸疾患、うつ、さまざまな不定愁訴が起こるようになりました。

 

田中先生は、患者さんたちに『昔ながらの和食』をお勧めしているそうです。

今回の玄米もおすすめしているひとつ。

欧米型の食事がもたらすデメリットをカバーし、さらに心身を健康へと導く効能が玄米には備わっています。

 

玄米の効果

 

 

玄米とは、稲刈りして脱穀した実から、もみ殻だけを取り除いたもの。

玄米のぬかと胚芽の部分には、ビタミンB群や、ミネラル、食物繊維などがたくさん含まれています。

 

日本人の食物繊維の摂取目標量は男性が21g以上、女性が18g以上ですが、現状はやっと15g程度。

玄米(炊く前)に含まれる食物繊維の量は、100g中に3gあり、これは白米(同)0.5gの6倍もの量になります。

 

豊富な食物繊維の働きによって、便のかさが増し、便秘が解消します。

また、食物繊維は腸に棲みつく善玉菌のエサになり腸内環境を改善します。

 

玄米と伝統的な和食のおかずとの組み合わせは、日本人の腸内環境のための理想的な食事といえます。

腸には人間の免疫細胞の6~7割が存在しているので、玄米食を続ければ善玉菌が増え、免疫力もアップします。

 


 

本誌では、玄米が脳にも好影響な理由が記載されています。

 

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