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誰しも一度は憧れを抱く、自分の好きなものだけに囲まれた空間『趣味部屋』。
限られたスペースで、いかに自分の理想の空間に近づけるかが部屋造りのポイントとなります。
男の隠れ家では、18人の趣味人たちが造り上げた、ロマンあふれる特別な空間を紹介しています!
今回はその中から、靴・服の収集にハマっている方の趣味部屋をピックアップ!
RED WING専用のフィッティングルームのような部屋
憧れのブーツショップを自宅に再現し鑑賞する
物心ついた頃から、ピンときたものにとことんこだわるタイプなのだといいます。
10代の頃から好きなアーティストのCDやグッズ、自動車免許を取得すると車のドレスアップ、
次いでは盆栽作りに移行して展示会で賞も獲ったそう。
そんなSさんが当時、アメカジ、渋カジを着こなす先輩たちの姿に憧れながら
なかなか手が出せなかったものが、アメリカで長い歴史を誇るレッドウィングのワークブーツです。
「以前もレッドウォングを8足程度は持っていて履いてはいたのですが、古いものを集めるようになったのはこの数年なんです」
収入も安定し、好きなものを自由に買えるように。
そこで色や形、年代もさまざまなレッドウィングの世界に一気にのめり込みました。
ショップの雰囲気が好みで再現
最初はクローゼットに置いていたけれど、そうするとじっくりと愛でることができません。
自宅2階で空いていた部屋を、知人の宮大工に依頼して専用スペースにしたのは昨年のことです。
レッドウィングのショップの雰囲気も好きで、それを自宅内に再現しました。
並ぶのは80~90年代のものが9割。
古着屋や中古専門店、フリマアプリなどで入手しています。
「きれいにディスプレイしたいので、部屋には45足。あと5足あるのですが、置く場所が……」
単にコレクションとして眺めるのが目的ではありません。
会社員としての日常、月に2~3回であっても、棚から選んで履くことが喜び。
また、ようやく手に入れた古い品をじっくりと磨き、味わいよく育て上げていく時間も楽しいとのこと。
「ここでは音楽も聴かないし酒も飲まない。ただただ靴と向き合っています」
さまざまなノベルティグッズや、同時代のパブを感じさせる品々も、この部屋の雰囲気を高めます。
レイアウトでは妻のアドバイスもありがたい、と話すSさんでした。
本誌では隠れ家ガレージ、ひとりジャズ喫茶時間、エアガンのカスタム部屋など
さまざまな趣味部屋が紹介されています。
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