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『猫ボラ』を知っていますか?
保健所や動物愛護センターに引き取られ、殺処分される野良猫は全国で2万6418匹(2020年度)いるといいます。
しかし、その殺処分を減らす・なくすために行動する人々は日本全国にたくさんいます。
猫ボラとは、猫にかかわるボランティアです。
週刊朝日の元編集長・佐藤修史さんが猫ボラを体験して記事にしています!
譲渡会まで子猫を保護し育てるボランティア

佐藤さんが行っていた猫ボラは、
1ヶ月余り、兄弟の赤ちゃん猫を保護し、哺乳瓶でミルクを与えるミルクボランティア。
もともと7年前から猫を飼っていて知識もある佐藤さんは、
住まいのある宮崎県のミルクボランティアに登録し、生後2~3週間のほどの猫2匹を預かりました。
片手に載る大きさ、ぬいぐるみのような脚、青い瞳。
真っ黒のをペロ、縞模様のをウリ坊と名づけ、猫ボラが始まりました。
支給・貸与された品々は約20種。
2匹の家となるポータブルケージをはじめ、哺乳瓶、粉ミルク、猫砂、体温計、記録用紙などです。
自宅2階の5畳間にケージを備え、自身の布団も敷き、子猫中心の私生活に。
朝6~7時に2匹は騒ぎ出し、ケージを開けると佐藤さんに駆け寄り、ミャーミャーと空腹を訴える猫たち。
1匹ずつ抱き上げ、膀胱付近をトントンと指で刺激すると、チョロチョロとおしっこが出ます。
幼いうちは排尿を管理する必要があるとのこと。
粉ミルクをぬるま湯で溶かし、人肌の温度に調整します。
哺乳瓶を近づけると、すぐにむしゃぶりつき、チッチッチッとリズミカルな音を立てて吸います。
当初は慣れず、ぼたぼたと床にこぼした佐藤さん。
「ちょっと貸して」と見かねた佐藤さんの奥さんが子猫を膝に載せ、上手に飲ませました。
毎朝、猫砂や吸水シーツを取り替えます。
3~4時間おきにミルクを与え、しばらく室内で遊ばせます。
2匹はもんどりうって格闘し、最後はいつもペロが負けてミーッと悲鳴をあげるそう。
途中、ペロの体調不良を発見し、獣医師に託したり、佐藤さん自身も猫アレルギーのぜんそくを発症してしまったりも。
そんなことがありながらも、2匹はしっかりと赤ちゃん猫から子猫らしくなり、
愛護センターで毎週開かれている譲渡会に行くことに。
初めての譲渡会では里親が決まりませんでしたが、翌週の譲渡会で会社員の夫がいるご夫婦に引き取られることに。
2匹が兄弟であることをお伝えすると、「じゃあ兄弟の2匹にしよう」と決断してくれたご夫婦。
佐藤さんは「お幸せに」と祈ったといいます。
保健所や動物愛護センターに引き取られ、殺処分される野良猫は全国で2万6418匹(2020年度)。
1日に70匹程度が人の手で命を絶たれている計算に。
猫を愛する全国の人たちは、これを減らし、いつかは殺処分をなくすためにさまざまな活動をしています。
本誌では、そんな猫のボランティア活動が細かく紹介されています。
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