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いまやお菓子はわたしたちの生活の中心にあり、いつでも好きなときに食べられるものになってきました。
そして、料理との垣根もなくなりつつあるようです。
今回の婦人画報では、スイーツ業界でプロとして活躍する賢人たちに、その実態と多様化の背景を伺っています。
ジャンルや世代を問わず進化を続ける
アフタヌーンティー
スイーツライター・chicoさん
「長年お菓子に携わってきましたが、近年、特にコロナ禍以降はお菓子の楽しみ方が変わってきたように思います。料理に近い感覚のデザートが出たり、お菓子の自動販売機ができたり。
そんななか、これまでと違うトレンドが見えてきました。カテゴリーとしてまず気になるのは、アフタヌーンティーの進化ですね。アフタヌーンティーといえばホテルが定番でしたが、最近ではいろんな店が手がけていて、個性を競っているようにも思います」
『cafe-sweets』編集長・大坪千夏さん
「恵比寿の『アトリエ プラン エビス』は、ビストロを運営する会社が展開するアフタヌーンティー専門店。グラスデザートやミニャルディーズまで、すべて店内で仕上げています。フリーフローのドリンクは、出されるタイミングも絶妙。これはノウハウがあるからこそできるサービス。セイボリーもおいしくて満足度が非常に高いです」
スイーツメディア『ufu.』(ウフ。)編集長・坂井勇太郎さん
「もとはイギリスの習慣だったアフタヌーンティーが日本で進化し、最近では中華のお店でも出すようになりました。横浜の『MS.CASABLANCA』は、表参道の中華料理店『Mimosa』のシェフが監修するレストランで、中国茶とともにチャイニーズアフタヌーンティーが楽しめるんです」
スイーツライター・chicoさん
「パフェで人気の『アサコ イワヤナギ サロン・ド・テ』はアフタヌーンティーに、パティスリーのスペシャリテを少しずつ楽しめるセットを出しています」
スイーツメディア『ufu.』(ウフ。)編集長・坂井勇太郎さん
「とはいえホテルにはやっぱり底力があります。空間やハイクラスのおもてなしはホテルでなければ味わえない楽しみでもあります。なかでも『フォーシーズンズホテル東京大手町』は、シェフ・パティシエの青木裕介さんが作る世界観が素晴らしい」
本誌では3人のスイーツ賢人の方々が、今のスイーツについてさらに熱く語っています。
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