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ライブハウスを中心に活動する地下アイドル。
しかし、金銭問題やハラスメント、モチベーションの低下などでやめる子が急増中です。
アイドル人生に終止符を打った彼女たちは今何をしているのでしょうか。
SPA!では、地下アイドルをやめた子たちの、その後の人生が赤裸々に語られています!
アイドルから起業家へ
アイドル業界の闇に心底嫌気がさして起業家へ華麗な転身
ベンチャー企業のバックオフィス業務との兼業で、起業家としても活動するカナコさん(25歳)。
16~20歳までは地元の福岡で3つのアイドルグループを転々としていました。
「最初のアイドル活動は親や学校に話してなかったので大学受験前にやめさせられるはめに。大学生になって『C』というグループに入り直したので、アイドルとしてもう一度頑張ろうと思いましたが、運営のセクハラやパワハラが日常茶飯事でうつ病になってしまったのでやめました」
それでもアイドルを諦めきれずに『R』の研修生に。
しかし、デビュー直前に『C』の運営からデマを流されてしまい、トラブルに発展したそう。
「地方アイドルは運営同志のバチバチムードが強いんです。アイドル業界の闇に嫌気がさして見切りをつけました」
2019年に普通の大学生に戻ったカナコさんは、就活生が集まるサークルに所属しました。
「アイドル活動で忙しく、大学に通えていなかったので、仲間をつくるために学内のサークルに所属してみたんです。そのつながりでベンチャー企業のインターンに参加して今の会社にオファーされました」
ビジネスの世界に興味を持ったカナコさんは、
同時にラブホテルのコンサルティングやアダルトグッズの開発をする企業を立ち上げます。
「昭和のラブホテルが載った写真集を見てアートな世界観に魅了されたんです。この業界をもっと盛り上げたいと思い、起業を決意しました」
アイドルの世界に未練はないといいます。
新天地で奮闘するカナコさんは今も輝いています。
本誌では地下アイドルをやめてパスタ店店長になった方も紹介されています。
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