【地球がもし100cmの球だったら】地球の気候問題が手遅れになる前に取り掛かるべきこと

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さまざまな国で気候危機がさけばれています。

その中でも深刻化している地球温暖化は、
行き過ぎた人間活動のせいで起こった可能性が極めて高いとされています。

今回は地球をおびやかす気候危機や温暖化・砂漠化について紹介します。

 

地球をおびやかす気候危機

 

深刻度から見た地球規模のリスク・トップ10を紹介します。

 

1位 気候変動対策の失敗

2位 異常気象

3位 生物多様性の消失

4位 社会的結束の低下

5位 生活苦

6位 感染症の広がり

7位 人間による環境破壊

8位 天然資源の危機

9位 国の借金問題

10位 国・地域どうしの対立

 

ヨーロッパで熱波

 

2022年7月からヨーロッパ各地で熱波が猛威をふるいました。

イギリスでは7月19日、観測史上最高の40.3度を記録。

スペイン、ポルトガル、フランスでは大規模な山火事が発生しました。

猛暑の影響とみられる死者も多く出ました。

 

日本は災害級の猛暑

 

2022年、日本は災害級の猛暑に見舞われました。

東京の都心では6月としては初めて2日連続で最奥気温が35度以上の猛暑日となりました。

6月28日には埼玉県熊谷市や山梨県甲府市で37.2度を記録しました。

全国で熱中症担った人が相次ぎ、6~9月には計76人が亡くなりました。

 

パキスタンで大洪水

 

パキスタンでは2022年6月中旬からモンスーンに伴う大雨が続き、国土の3分の1が浸水しました。

被害が大きかった南部2州の8月の降水量は平年の7~8倍で、
洪水や地すべりが相次ぎ、6月14日からの3ヶ月で1400人以上が死亡しました。

 

温暖化・砂漠化・オゾンホール
地球の問題が手遅れになる前に

 

 

直径1万2756キロの地球を100センチにちぢめてみたら…という
ユニークな視点で書かれた環境問題の絵本『子どもSDGs版 地球がもし100cmの球だったら』が話題になっています。

月刊ニュースがわかるでは、著者の天文学者・永井智哉さんに質問しています。

 

・なぜ地球を直径100センチの球にたとえてみたのですか?

 

「地球を100センチの球にちぢめると大人2人でかかえられる大きさになります。そうすると、われわれは厚さ1~2ミリほどのうすっぺらい空間にスプーン1杯にも満たない飲み水と厚さ1ミリの空気を伴って澄んでいることになります。

こんなふうに身近に単位を使うことで、水や空気の量がいかに少ないかということを実感してもらえるかなと思いました」

 

・地球環境の悪化について、今の状況を教えてください

 

「環境問題のうち、『オゾン層の破壊』はフロンガスによって起こされたといわれています。現在はフロンガス排出に規制がかかっているので、オゾン層の破壊は一定のところでおさえられています。しかし、オゾンホールができることに変わりはないため、完全に解決されてはいません。

一時期、非常に問題になった『砂漠化』も、進み具合は鈍化しています。

『地球温暖化』は20年前に比べて傾向が変わっていませんが、中国を含めて途上国が発展しているので、状況は進んでいるといえるでしょう」

 

・地球温暖化は人類のしわざですよね

 

「科学者の間で、『温暖化の原因は人類が出した二酸化炭素だ』という結論に達しつつあります。しかし、地球には複雑な作用があり、その中でうまくバランスが保たれているので、人為的な要因がどう影響しているかについては慎重に検討されています

 

・人類のせいと決まったわけではないのですか?

 

「これまで地球環境の変化は数万年のスケールで起きてきました。ところが現在の変化は産業革命以降の150~100年で起こっており、けたがちがうので、『人類が引き起こしている可能性が高いのではないか』ということになっています」

 

・100年後の地球が不安です

 

「地球がなくなるとか、人類が滅亡するとかいったことはありません。ただ、地域ごとに見れば、台風を含め大災害が起きる確率が上がるかもしれません

 

・気候危機を脱するにはどうしたらいいでしょう?

 

「原因が特定されてからでは間に合わない可能性があります。走りながらSDGsのような目標を達成していかないといけないのではないでしょうか

 


 

本誌ではこれから地球の未来に希望を持つために私たち人間ができることなどを掲載しています。

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