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必要なギアを持ち出して作るテントサイトとは違い、ジブンの全てが見えてしまうのが自宅。
神は細部に宿るなんて言葉どおり、ちょっとしたフィギュアだとかうっかり買ってしまったスツールとか、
本当に些細なものにまで趣味が反映されてきます。
そんな超プライベート空間を“好き”で満たすことができたら、きっと家がもっと好きになるはず!
今回のGO OUT特別編集では、部屋の隅々まで家主の趣味が反映されたおしゃれ空間を紹介しています!
そんな中から、全てを感覚でセルフリノベーションした方のお部屋をピックアップ!
自作なら絶対に人と被らない

静岡県に住む会社員の西山昌人さんは無類のキャンプ好き。
土間に設えられたラックに収納されているのも、その多くがキャンプギアです。
「ギアを手作りするのが好きなんです。モノづくりって単純に楽しいし、それに自作なら絶対に人と被りません」
そういうD.I.Y精神は、住まいにも存分に息づいています。
西山さんは中古の戸建てを購入し、その9割方をセルフリノベーション。
「設計図なんて引かず、すべてが感覚任せ」
そう笑って話しますが、感覚任せのラフさこそが部屋の表情を形づくっています。
OSB合板に杉板、さらには不要になった手製のギアを解体し、その古材をリユース。
色合いも木目も異なる板をランダムに張り付けた土間の壁が気取りなく、嫌みのないメリハリをプラスしています。
そして住まいの心地よさを決定づけているのが、新旧に偏りすぎないバランス感覚。
「ピカピカとした新品の質感も、ヴィンテージ感を強く打ち出したようなインテリアも、どちらも苦手」
その言葉を裏付けるように、リノベーションの土台となった住まいは築27年。
新築でもなければ古民家でもなく、平成の初期に建てられたごく一般的な住宅です。
西山さんは内装の多くに手を入れつつも、躯体そのものが持つ面影を大切に、
窓に面した土間の小上がりはかつての縁側。
このスペースだけは床を抜かず、リノベーション前の造りを継承しています。
「これもあくまで感覚ですね。日本家屋ならではの縁側って、なんだか落ち着くじゃないですか」
自らの感覚を第一にしたセルフリノベーションだからこそ、西山邸はどこまでも居心地が良いです。
本誌ではサウナを楽しむための家や、ストイックに仕上げたアトリエ、
アメリカンヴィンテージな空間などさまざまな家が特集されています!
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