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2022年8月24日、京セラ創業者で偉大な経営者・稲盛和夫氏が亡くなりました。
『アメーバ経営』、『京セラフィロソフィ』など、稲盛氏がつくりあげた哲学は
経営だけにとどまらず、人としての生き方・働き方にまで通じる拠り所となっています。
PRESIDENTでは過去40年分、本誌に託された一般に未公開の講演録から、
人生のヒントをまとめてお届け。
その中から、『あなたの「夢と願い」を叶える方法』についてピックアップします。
あなたの『夢と願い』を叶える方法

2014年9月4日 盛和塾第22回世界大会にて
「思う」ことはあらゆる行動の源である
一般的には、物事を考える、つまり頭で考えることが大事であり、
逆に「思う」ということは誰にでもできるので、たいしたことではないと捉えられています。
しかし、この「思う」ことは、考えることよりもはるかに大事なものです。
我々が生きていく中で、「思う」ことほど大きな力を持つものはありません。
なぜならば、「思う」ということが、人間のあらゆる行動の源になっているからです。
そのことを明らかにしているのが、現代の文明社会です。
今から約250年前にイギリスで起こった産業革命を機に、人類は近代的な文明社会を築いてきました。
それは人類の「思い」から生まれたものです。
〈途中省略〉
人類は蒸気機関を手に入れ、工場で多くの機械を使い、ものを大量に生産するようになりました。
それからというもの、人類は次々に発明・発見を行い
その結果化学技術が著しく進歩し、今日の文明界がつくられてきました。
地球誕生から46億年という悠久の歴史の中で、
わずか250年という短い時間で人類は豊かな文明社会を築き上げたのです。
なぜこれほどまでに科学技術が発達したのでしょうか。
それはとりもなおさず、人間が本来持っている「思い」というものがもとになっています。
「こんなものがあったら便利だ」
「もしこういうことが可能ならば」
という「思い」が、心に浮かんできます。
〈途中省略〉
具体的なものを発明するには、頭で考えて研究しなければいけませんが、その発端となるのは、
心の中にフッと湧いた「思いつき」です。
一般には「そんな思いつきで、ものを言うな」とよく言われるように、「思いつき」というのは軽いことだと思いがちです。
しかし、実はその「思いつき」こそが非常に大事なのです。
人の心に浮かんだ様々な「思いつき」が、発明・発見の原動力となり、
今日の科学技術を生み出したのです。
このように、「思う」ことは物事の出発点となります。
人間の行動は、まず心に「思う」ことから始まるわけです。
それがなければ、人間は何も行動を起こすことができません。
多くの人は「思う」ことを肝がんなことだと捉え、軽んじていますが、
「思う」ことほど大事なものは他にありません。
〈つづく〉
本誌では、続きをお読みいただけます。
他にもさまざまなレクチャーが掲載されています。
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