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広い空と青い海、すーっと息を吸い込んで深呼吸。
今年も、横浜へ出かけたくなる季節がやってきました。
街のシンボルがリニューアルしたり各地で開発が進んでいたり新店が続々登場したり、
変わり続ける横浜はいつ訪れても楽しい街です。
そして、歴史ある街並みや老舗の味、そんな“変わらない”と思っていたものにさえ
訪れるたびに発見があるのが、歩くほど夢中になる理由です。
今回はOZmagazine で紹介されている、何度でも好きになる、そんな横浜のスポットを紹介します。
まずは元町から山手のニュースをめぐろう
1961年から横浜港を見守ってきた横浜マリンタワーが3年半の工事を経て、昨年9月にリニューアル!
入口横の外壁は、緑豊かな山下公園と調和する緑化壁に。
1階には広々としたテラス席を備えた『Eggs’s Things』とバー『mizumachi』、
4階にイタリアン『the terrace』がオープン。
海辺の解放感とともにオールデイに食事が楽しめるようになりました。
ここに来たなら、地上106mから横浜をぐるり360度見渡せる展望フロアへぜひ!
周囲のビルを追い越していくガラス張りのエレベーターにもドキドキ。
展望フロアは2層あり、30階では光と映像のメディアアートギャラリーも誕生。
見晴らしのいい昼も、幻想的な夜も、どちらも訪れたくなります。
雑貨・カフェ『perch 元町代官坂』
元町と山手を結ぶ代官坂にある『perch』は、近くに住む古岸さんが1月に開いた雑貨店&カフェ。
「息子の通学を機に移り住み、素敵な人が多い代官坂が大好きになって。日常で休まる止まり木(perch)のような、人と人をつなぐ場を作れたら、と思ったんです」
彼女はそれを夢で終わらせませんでした。
オーガニックの洗剤やコスメ、センスがいい友人の手がけるバッグなど、
自身が愛するものだけを扱おうと、一つひとつ業者を訪ね取引を依頼。
菓子作家の手作りスイーツや銀座『カフェーパウリスタ』のコーヒー豆は
シェアキッチン『BamBoo』からの紹介で、ママ友も店番を担当。
「みんなの力でできた店です」
その温かさがここにはあふれています。
イタリアン『THE TERRACE』
店内に入ると、一面に広がる山下公園の緑と海のパノラマ。
広々としたテラスの解放感も魅力のレストラン『THE TERRACE』が
横浜マリンタワーのリニューアルに伴い誕生しました。
味わえるのは、三浦野菜や相模湾の魚介など関東近郊の食材の力をまっすぐ生かしたイタリアン。
開店に当たり関西から招かれたシェフの柴田さんは
「太平洋の魚介は体格がよく、野菜も珍しいものが多いのでアイデアがどんどん湧いてきます」
と意欲を燃やします。
ランチは、ボリュームたっぷりの2種類の週替わりパスタが選べるパスタランチやコース料理を。
ディナーは3種のコースのほか、アラカルトやイタリアを中心としたワインも豊富。
暖かな日に、テラスで海風に吹かれつつ味わいたいですね。
本誌は横浜を特集した1冊となっています。
日々進化している春の横浜をさんぽしてみませんか?
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