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『人は血管から老ける』といわれるほど、血管や血流は私たちの健康や若々しさに深く関わっています。
とはいえ、血管を若返らせることはできるのでしょうか。
医師・医学博士の根来秀行先生はこう話します。
「血管を若々しく維持するためには、身体中に張り巡らされた毛細血管の働きが重要です。老けにくく、病気になりにくい体をつくるには、毛細血管を健康に保つ暮らしが欠かせません。生活習慣を少し見直すだけで、毛細血管は元気を取り戻します」
今回毎日が発見で紹介されている、血管を若返らせる方法を紹介します。
入浴で血流を上げる

夜は10分湯船につかる
血流を良くするためには、入浴が欠かせません。
「まずは夜、10分でもいいので、湯船につかってください。シャワーだけでは十分な効果がえられず、血流アップにつながりません」
お湯の温度は、冬ならば41度までを目安に。
また、寝つきをよくするには、眠る1時間前にはお風呂から出ているのが理想です。
「湯船につかる時間が10分程度の人は、短時間で温まる全身浴を。長湯の人は、半身浴でもいいでしょう」
リンパをなでて足元からシャワー
毛細血管を元気にするためには、リンパの流れを良くすることも重要です。
「リンパは毛細血管に並走する形で全身に張り巡らされており、毛細血管が回収できない老廃物や水分を流し、体外へと排出します」
まずは泡立てた石鹸を手のひらや指などを密着させ、
『頭部→胸→肩→ひじ→手→背中→腰→お尻→太もも→ひざ裏』の順で
上から下、中心から外に向かって軽い力で体を洗います。
その後、やや熱めの湯で、心臓から遠い足から頭部に向かって順にシャワーをかけ、石鹸を洗い流しましょう。
睡眠で毛細血管の血流を保つ

おなかは空っぽにしてから寝る
良い睡眠のためには、夕食は寝る4~5時間前に食べるのがおすすめ。
「胃に食べ物があると、寝ている間に体を巡るべき血液が消化活動に駆り出されてしまいます。また、交感神経が優位になり、体が覚醒する原因にも」
寝る前の食事やおやつは厳禁と心がけておきましょう。
若返りに最も良いのは7時間睡眠
「成長ホルモンをはじめ、酸素や栄養素が体の隅々まで巡るためには、7時間眠ることが必要です」
その理由は、睡眠中に分泌される成長ホルモンは、寝入りばなの約90分から180分の深いノンレム睡眠中に最も多く分泌され、
その後、4時間かけて血流にのって全身に運ばれ、毛細血管と体中の細胞の修復を行うから。
健康のためにも、血流のためにも7時間睡眠がベストです。
歯磨きは寝る30分前までに
「寝る直前の歯磨きは、睡眠ホルモンであるメラトニンを減少させ、眠りが浅くなってしまう」
眠りが浅くなると、せっかく入浴や呼吸でゆるめた血管を維持する時間が作れなくなります。
今日からは寝る30分前までには歯磨きを済ませましょう。
本誌では入浴・睡眠の他の情報に加え、呼吸で血管をゆるめる方法も紹介されています。
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