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田中みな実さんが表紙の今号の東京カレンダーでは大人が等身大で楽しめる目黒を紹介。
目黒の西口に行くとカジュアルで賑やかな店が立ち並び、
ひと度扉をひらけば上質な客層が作り出す圧倒的な居心地の良さに、引き込まれます。
気心知れた仲間との関係が深まるのはもちろんのこと、新たな仲間との親睦もうまくいきます。
今回は掲載されている中から、2軒のお店をピックアップします。
fours

気鋭のビストロながら居酒屋の賑わい!
目黒の地下に潜む熱気に興奮する
目黒駅から権之助坂に入ってすぐならが、分かりづらい入り口を地下に降りていく
このお店の佇まいは、まさに隠れ家そのもの。
外からは想像もつかない広さの店内に活気が満ち溢れ、そんなムードに着席前から気分が高まります。
目黒の人気ビストロ出身のシェフがもてなす店は、このエリアに住む感度の高いゲストで毎夜賑わっています。
オーナーシェフの熊谷祐樹さんのメニューは遊び心満載。
酒泥棒な前菜『つぶあん最中』や常連客の一品目の定番『トリッパとメンマのラー油和え』、
肉料理には『大人のわさビーフ』なるものも。
王道のビストロ料理をベースに、遊びを加えて親しみやすく。
ネーミングや組み合わせの妙がテーブルを盛りあげ、
いざ味わえば、ホテルのフレンチ出身の熊谷さんによる
本格的なフランス料理の技法を使ったクオリティの高い料理に感嘆します。
ついワインを合わせたくなりますが、ここでは甘くないフルーツサワーが人気。
そんな居酒屋っぽい“砕け感”も、気の置けない仲間と訪れたくなる魅力なのです。
鮨 りんだ

若き手腕と抜群のエンタメ感で鮨の新たなる扉を開く
アメリカ仕込みのエンターテインメント性と江戸前の確かな仕事で、一躍人気店となった『鮨 りんだ』。
ご主人・河野勇太さんの「美味しかっただけではなく楽しかったと思える鮨店を」との姿勢は
それまで清廉で実直なイメージが強かった鮨店の印象を覆したと言ってもいいくらいです。
その河野さんが今、目指しているのが若手の育成です。
現在、店を任せているスタッフの平均年齢は24~25歳、うち3人が付け場に立ち鮨を握ります。
そのひとり、和田翔さん(27歳)はこう語ります。
「立ち食い鮨『ブルペン』で、しっかりと場数を踏んで握ったことがいい勉強になりました」
握りと肴を交互に出すスタイルは以前のままで、
名物『イカうにの握り』や華やかな『りんだ巻き』は、もちろん健在。
ハラリと解ける鮨飯も不動の美味さです。
その一方、料理を出す順序などは三人三様であり、訪れる度に新たな発見があるはず。
スタッフは、週に1、2度、河野さんと豊洲に赴き、
店の様子を伝えるとともにアドバイスを受けていますが、基本的に、氏は現場に顔を出しません。
親方不在という独特のシチュエーションが生み出す不思議な連帯感と若いエネルギー。
これこそが今節の“りんだ”の魅力であり、新しい鮨店の在り方を標榜しています。
本誌では目黒西口だけでなく、目黒全体を詳しく紹介しています!
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