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よりよく生きる智慧が詰まった『ヨガ哲学』ですが、経典だけを読んですべてを理解するのは至難の業。
そこでyoga JOURNALでは、ヨガ哲学に詳しいヨガ講師の近藤真由美先生と谷戸康洋先生が
疑問をすっきり解決してくれます。
ヨガ哲学は自分を知り、人生を良くする教え
近藤先生:『ヨガ哲学って何?』という質問に答えると、インドにはシャッドダルシャナという6つの哲学があります。シャットは『6』、ダルシャナには『洞察する』という意味があり、世界や自分を知り尽くすための哲学や研究のことを指すのです。
その中のひとつが『ヨーガ学派』。
『ヨーガスートラ』を経典としていて、いわゆるヨガ哲学というと、この教えを指す場合が多いのではないでしょうか。ヨガ哲学では、人は未知のものに不安を抱き苦しむので、真実を知れば心が静まり楽になると教えてくれます。自分自身が快適になればまわりに優しくでき、ひいては社会全体をいい方向に変えられるかも。
アーサナも単なるポーズではなく、自らを苦しめる体と心の癖を知って修正していく練習なんです。
谷戸先生:洞察していくと、この考え方が不安を生んでいた、勝手に期待して勝手に失望していたと気づけるもの。ヨガ哲学は頭で覚えるのではなく、その教えを実体験に照らし合わせ、生活に活かしてこそ意味があります。
ヨガ哲学 超ざっくり図解

ヨガ哲学を学ぶには、自分の知りたいことが、
壮大なインド思想の中のどこに位置付けられているかを把握することが大事です。
まずは全体像を把握しましょう!
本誌にて、図解を詳しくご覧いただけます。
また、他にもヨガ哲学を詳細に掲載されています。
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