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起業や転職、オープンイノベーションを支援してスタートアップ産業の成長を裏方で支えるフォースタートアップス。
日本が再興するには新たな産業に優秀な人材を呼び込むことが不可欠だと訴えます。
2万社超のデータベースも駆使した“目利き力”で難題に挑んでいます。
日経ビジネス電子版では、編集長がフォースタートアップス社長の志水雄一郎氏にインタビュー。
起業しろ、と誰も言わない
米シリコンバレーバンクの破綻をきっかけに世界的にスタートアップ投資が冷え込みました。
日本の調達環境はどのような状況でしょうか。
「米国ではスタートアップ投資が3分の1程度まで縮小し、冬の時代が到来しています。2021年に3153億ドル(約44兆円)、22年に2383億ドルでしたが、これまでのトレンドから推測すると23年は約1100億ドル程度になるのではないでしょうか。
一方で日本は23年も現状、22年比で約3割減と米国ほどの影響は出ていません。ただ、金額では22年のピーク時でも1兆円程度。世界で15位以下の規模です。米国では約650社のユニコーン(企業価値が10億ドル以上の未上場企業)が誕生しています。日本は100分の1の6社しか出ていません」
なぜここまで差がついたのでしょうか。
「起業しろ、と誰も言わないからです。子どもに『おまえは優秀でリーダーシップがある。起業したら成功するかもしれないから、挑戦するなら応援するよ』と言う親が日本にどれだけいるでしょうか。実際は親も学校の先生も、大企業に就職して安定した仕事をしなさいと教えています。こんな状況ではリーダー層が起業しません」
リーダーが起業しない日本
「人、特にリーダー層がどんな選択をするかで、世の中は大きく変わります。
米メタのマーク・ザッカーバーグも米Tのイーロン・マスクも同じ人間です。僕らが同じようになれていない理由は、チャンスと可能性が自分たちにもあると知らないからです。
マスク氏ら世界の起業家の個人資産は数十兆円規模です。そしてスタートアップで働いている普通の社員でも数百億円規模の個人資産を蓄えている人がいる。その事実を日本人は知らない。日本で年収1000万円といえばエリートですが、世界を見たら新卒の初任給レベルでしかない国もある。それなのに『自分は大手企業に勤めていて高年収だ』と合コンで自慢しているわけです」
本誌では志水雄一郎氏のインタビューの続きをお読みいただけます。
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