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「前より薄い?」
「最近臭う?」
そんな髪や頭皮の悩みを抱えている方、見て見ぬふりをしていませんか?
UOMOでは、リアルなアンケートからも判明した、おじさんの髪と頭皮の悩みに対して
基本ケアと重点ケアをレクチャーしています!
毎日の習慣化を目指しましょう!
読者に聞いた、リアルな髪&頭皮のお悩み事情
Q1. 現在、髪や頭皮について悩みがありますか?
ある…87%
ない…13%
約9割が悩みありと回答しました。
肌に関してはよくわからないという人も、髪や頭皮の変化は敏感に感じ取っているようです。
Q2. どのような悩みですか?
抜け毛&薄毛…36%
ハリ&コシの低下…22%
くせ毛…14%
頭皮のニオイ…14%
フケ…8%
その他…6%
1位は抜け毛&薄毛、2位がハリ&コシの低下と、見た目にわかりやすい悩みが上位にランクイン。
特に抜け毛や薄毛は人に相談しづらく対策ができていない人も多いようです。
専門家に聞いた基本ケア
つまりと汚れをきちんと洗い流す!
つまり・汚れはなぜいけないのでしょうか?
汗や皮脂などの汚れがつまった状態をそのままにしておくと、酸化して過酸化脂質が発生します。
髪の成長を阻害するリスクが高いためそのままにしておくのはよくありません。
ターンオーバーを乱れさせ、抜け毛、薄毛、白髪の原因になる可能性が大きいのです。
また、頭皮に付着した整髪料も油分が多いとつまりや汚れとなりえます。
整髪料の選び方にスタイリング、落とす際にも注意を払うことが大切です。
超重要!汚れの8割は予洗いで落ちる
シャンプー前に濡らしているのは“髪”だけになっていませんか?
予洗いは“頭皮”までしっかりと。
このステップを踏むだけで、頭皮についた余分な皮脂や汚れは8割落とせ、シャンプーの泡立ちも劇的に変化します!
POINT-1 設定温度は38度前後、40度は熱すぎる
皮脂は、皮膚のバリア機能も担っているため熱すぎるお湯やシャワーはNG。
38度前後で2~3分を目安に予洗いを。
POINT-2 流すよりも“ため洗い”を意識せよ
シャワーで上から流すだけでは頭皮は洗えていない可能性が高いです。
手のひらに湯をため、その湯を頭皮にかけながら洗うイメージ。
POINT-3 特に頭頂部から後頭部、襟足を意識
手が届きにくい頭の後ろ側は入念に。
最も死角になりやすい襟足は、個人差はあれど毛が多くムレやすい部分なので気をつけましょう。
絶対ダメ!整髪料のNG
整髪料は落としやすさで選びましょう。
上の写真の整髪料たちはスタイリングしやすく、また洗いやすいものたち。
ですが、整髪料を使う際には注意しなければいけないことがあります。
絶対ダメ!整髪料のNG!
(1)ハードスプレーを近距離から噴射
ハードスプレーを頭皮近くで吹き付けるのは、毛穴に“スプレーのり”をつめているようなもの。
スタイル維持も大事ですが、頭皮環境のためには避けましょう。
(2)髪の根本からハードに塗布
整髪料は中間から毛先への塗布が鉄則。
根本にも塗布すると、おのずと頭皮にもつきやすくなり、洗い残しで毛穴や頭皮の環境悪化につながりかねません。
(3)固まった髪を無理やりコーミング
硬めのグリースでヘアスタイリングをしている場合、髪が固まってしまうことがあります。
そのまま無理にコーミングすると髪も頭皮も引っ張られるので、軽く濡らしてから行うのがおすすめ。
本誌では、おすすめの整髪料、他にも気を付けるべきことなど詳しく掲載しています。
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