この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
最近『ネオ〇〇』というワードをよく耳にします。
飲食店でいうと、オシャレな居酒屋だったり、中華屋だったり、そのバリエーションは多岐にわたります。
しかし、みんな共通しているのは、どこか懐かしさを残しながらも、
新鮮みを感じさせるエッセンスが注ぎ込まれているということ。
今回Fineに特集されている『ネオ居酒屋』についてピックアップします!
ネオ居酒屋とはどんなスタイル?
インスタで約6万のハッシュタグがつけられている『ネオ居酒屋』。
それだけのブームはなぜ生まれたのでしょうか。
実際、どんなスタイルのことを指すのでしょうか。
第一人者である、プロダクトオブタイム代表の千 倫義さんにインタビューしています。
昔ながらの酒場間を残しつつ新たな解釈で“崩して”みる
千 倫義さん「もともと“ネオ酒場”という言葉は、佐藤こうぞうさんというフードジャーナリストの方が作ったもの。弊社が2015年から展開している大衆酒場ビートルに来店していただいた際に、これはネオ酒場だよね、と言われたのが始まりでした」
では、その定義とは何でしょうか?
「明確なものはありませんが、まずは本来の大衆酒場を感じさせる居心地のよさは重要なポイント。家と職場以外のもうひとつの場所、いわゆるサードプレイスとして機能するような空間づくりは意識していますね」
そんなネオ居酒屋の第一人者である千さんが湘南・藤沢にオープンした店とは?
「『麦酒宿 ランドリー』というお店です。おもしろいものを詰め込んだカオスな感じにしたくて、この店名にしました。日本ならではのクラフトビールの楽しみ方を味わえる店がいいなーと。従来はハンバーガーなんかと合わせることの多かったこのお酒を、エスニックな料理と一緒に楽しむ、という新しい提案をしていければいいですね」
ランドリーが得意とするのは、スパイス香るエスニック料理とクラフトビールの組み合わせ。
ガパオごはん焼きおにぎりは絶品!
古きよき酒場を意識し、白いタイルを店内にあしらい、
昭和感を醸す電飾スタンドに懐かしさを覚えます。
大衆酒場らしくない、ビールのタップがずらりと並ぶ“違和感”がネオっぽい!
本誌では大衆居酒屋ならではのメニュー『ハムカツ』や『ポテトサラダ』なども
ネオ居酒屋らしくアレンジされている模様が紹介されています!
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。