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9月18日、東京・有明アリーナのアマプラ興行でボクシング転向第2戦に臨む那須川点心(帝拳)。
ルイス・グスマン(メキシコ)との試合でいったい何を示すか注目ですが
その前にBOXING BEATでは、
那須川さんのスパークリングの様子と最新のインタビュー&証言を特集しています。
今回は、那須川点心さんをよく知る方達の証言をピックアップ。
本田会長「那須川のキャリアづくりは『手探り』」

当初、那須川さんのデビュー2戦目の相手はフアン・フローレス(メキシコ)でしたが、
フローレスさんが新型コロナウイルスに感染したため出場できなくなり
急きょルイス・グスマンさんが代役で出場となりました。
グスマンさんもメキシカンで、バンタム級のナショナル・チャンピオンといいます。
戦績は12戦10勝6KO2敗。
グスマンさんは9月1日に防衛戦を行うはずだったものの、直前にこれはキャンセルとなっていたため、
那須川戦を引き受けるのに支障がなかったとのこと。
本番の半月前の変更となりましたが、那須川さん自身は
「相手がかわっても自分のパフォーマンスをするだけ」と同様のそぶりもありませんでした。
三浦勝夫・本誌米国通信員にグスマンさんについて問い合わせると
「タイプ的には右のボクサーファイターで右強打が武器。アグレッシブでメキシカンファイターっぽいところがある。スピードはあまりなく、スパークリングでは被弾する場面も目立つ」
との返答がありました。
グスマンさんは日本の大物新人との試合に
「オロ(ゴールド)のチャンスが訪れて、とてもうれしい」と素直に喜んでいるといいます。
「粘り強い、根気のボクシング」で勝利をつかみたいと意気込んでいるそうです。
天心は真っ白いところに積んでいっている状態
キックのキャリアはまた違う
グスマンさんに代わっても、那須川さんにとって
キック時代にも対戦していないメキシカンとの初試合であるのにはかわりがありません。
「ボクシングでメキシカンといえばやりづらい強豪のイメージ」という那須川さんに
グスマンさんがどんな体験を味わわせてくれるかは興味深いところです。
とにかく経験を積ませることがいまの那須川さんのマッチメークのテーマです。
本田明彦会長がこう話していました。
「天心は真っ白いところに積んでいっている状態。キックのキャリアはまた違うから」
村田諒太さんをプロのミドル級世界王者に導いた本田会長が
那須川のキャリアづくりを『手探り』と表現しているのは注目すべきところ。
階段的にもミドル級のほうが大変なのは当然ですが、
村田さんには五輪で金メダルを獲ったほどの豊富なアマチュア歴があり、
プロにきた時からファイトスタイルも固まっていた。
那須川さんの場合、そうではありません。
そしてこれはある意味、我々ボクシングメディアも近い感覚なのです。
プロデビュー戦で日本上位ランカーを完封した那須川のセンスは疑うべくもありません。
その一方で、参考となるアマチュア経験を有さないどころか、
本格的なボクシング・トレーニングに取り組んで1年にもなっていません。
それゆえ、そのスケールの大きさを測りかねているのが率直なところなのです。
加えて、那須川さんの周辺から聞こえてくる「並外れた学習能力」という声が大いに気になります。
8月中旬から2週間のラスベガス合宿中は8ラウンドのスパークリングも試したようなので
なおさら『最新の那須川点心』を見てみたくもなります。
本誌では、帝拳ジムを訪ねて那須川点心さんを取材をしています。
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