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ヨガ哲学を理解することは、ヨガをする人やヨガに興味を持った人、そして伝えていく人の特権でしょう。
でもその哲学は、現代において用いることができるところと、そうでない部分もあります。
The yogis magazineでは、
ヨガ哲学のベースやサイドに位置するヨガをする人たちのライフスタイルのあり方、生き方を哲学を考え、
その哲学のススメをよりマイルドに、より現代的に伝える特集を掲載しています。
今回はそのヨガ哲学の中から、日常のマインドの在り方をピックアップします。
好き・嫌いで判断してしまうのは
知識が足りないから
日常でマインドを穏やかに保つにはどうすればいいのでしょうか。
アドバイスするのは、国際的にヨガの叡智の普及に取り組む、Master Sudhakar(マスター・スダカー)さん。
「好き・嫌い、そしてエゴがあるからマインドが波立ちます。ものごとに対して、あるいは何かの言葉や誰かの態度に対して、なぜ好きと思うのか、なぜ嫌いと思うのか。自分自身の中に生まれる相対するものに対して、それを自分に聞いてみる必要があるでしょう。
好き、嫌い、エゴというものをどう扱えばいいのかを学ぶ過程が、本来のヨガだと思います」
私達は一日に約35000回もの選択をしているといいます。
その判断の多くを好き、嫌い、そしてエゴに置いていたら、思い通りにならないことがたくさん生まれ、
また見通しも立たず、マインドは落ち着かなくなります。
「するべきは内側の声に静かに耳を傾けること。
表面的な言葉にとらわれず自分の内側の声を聴く姿勢を持っていれば、質問も答えも内側から生まれてきます。そしてその内側の声を聴くことが瞑想につながっていくのです」
しかし、その声が正しいかどうかはどうやって見分けるのでしょうか。
「自分の内側から何かが湧いてきた時、これは内側だけど、恐怖心からか心配からか欲からやってきたのか、自分自身のどこからなのかの仕分けをしなければいけません。
二つの異なる存在のどちらのボリュームが大きく、本当に耳を傾けたいのはどちらで、日々耳を傾けているのはどちらなのか。このあたりを仕分けていかないと、『私の声を聞く』といっても、全部自分勝手にマインドの声に耳を傾けることにしかならないのです」
自分にとっての幸せを考え選択していく
インド哲学では、自分を豊かにするためにお金の使い方は人によって違うといいます。
『アーユルヴェーダライフデザインスクール』代表の西川眞知子さんはこう話します。
「根底は自分にとって何が幸せかということ。それは自分で選択できます。流されるのではなくて、誰かの意見に触発されて、奮起してお金との付き合い方を選び直す。それは今すぐできることです。お金に縁がないと嘆く人も、選び直せば今日から縁を作ることができます」
「私はお金を自分のものだと思っていないです。お金や物を“所有している”という感覚がない。
お金は人々と分かち合うことで初めて生命が芽生える。私たちは手元に来たお金を生かす役割を担っている感覚です。
インド占星術ではお金や物質はラクシュミーという神様がつかさどっていると聞きました。だからラクシュミーに毎日感謝するといいと。与えられたもので多くの人の学びの場を設けるためという気持ちで造りました」
本誌では、さらにヨガ哲学を現代の暮らしに合わせた内容で解説されています。
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