FANTASTICS「『あのときにアリーナツアーをやらなくて良かったかも』が正直な気持ち」

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LDH所属のダンス&ボーカルグループFANTASTICSが5周年を迎える12月5日に
3rdアルバム『FANTASTICS ROCKET』をリリースします。

 

23年には初のアリーナライブを開催し、『FAN FAN PROJECT最終章』を成功裏に収めた彼らは今、
何を思い、どこへ進むのでしょうか。

 

日経エンタテインメント!では、FANTASTICSがインタビューに答えています。

 

「あのときにやらなくて良かったかも」が
正直な気持ち

 

2020年にアリーナツアーが新型コロナウイルスの影響を受けて全公演中止。

思うように歩みを進められなかった葛藤はありますか?

 

中島颯太:ありましたね。コロナ禍でいろいろなことがありましたが、まさにアリーナツアーの中止が一番悔しかったです。でも(2023年のアリーナライブ)“HOP STEP JUMP”をやった今、個人的には、当時アリーナツアーをやらなくてよかったなって思ったりもして。

 

佐藤大樹:うん。デビュー2年目でアリーナツアーを回っても、まだ地に足が着いていない状況だっただろうなって思う。

 

世界:そもそもあの時点では、「アリーナツアーをやることが、FANTASTICSを盛り上げるきっかけの1つになるんじゃないか」という感覚だったしね。

 

中島:ファンの皆さんを引き込むような盛り上げ方はできなかったかもしれないです。

 

木村慧人:めっちゃくちゃ悔しかったし、「なんで今じゃないんだ、早くやりたい」って当時は思っていたけど、ただがむしゃらに考えずにやっていただけだったかもしれないです。(コロナ禍下に)オンラインライブを経験したことで「俯瞰する」ということを学んだし、ホールツアーを重ねてからアリーナライブを経験した今だからこそ、「あのときにやらなくて良かったかも」というのが正直な気持ち。

 

世界:それは思う。正直なところ、(アリーナツアーの)実現が遅かったなと思わなくはないけど、5周年の今できてよかった。

 

木村:あの時にやっていたら、いろいろな面で、今とはまた違う5年目になっていたと思います。

 

中島:コロナ禍の中で、ずっと「アリーナでやりたい」という思いを持ち続けたことで、全員の方向性が一緒になったというか。その気持ちを持って今年アリーナライブが実現して、あの初日(6月10日)を迎えたと思うと、ありがたいタイミングだったのかなと思います。

 

佐藤:うん。等身大のままでできたなって。

 

瀬口黎弥:実際にステージに立ってみると、本当に素敵な景色でしたね。1度にあんなたくさんの僕らのファンの方が集まっているという時間は不思議な感覚でした。

みんなが言ったように、全国のホールに立ち続けたからこそ今回のアリーナライブがあったと思うので、本当に「努力は裏切らない」なって。常に頑張り続けてきたことで、ここにつながったんだと感じました。

 

八木勇征:アリーナ前のホールツアー“FAN FAN JUMP”(2023年)での声出し解禁の時に「歓声があってライブは完成するんだな」って改めて思ったんです。だからアリーナでの、イヤモニをしていても聴こえてくる大きな歓声を今でも思い出しますし、あのゾクゾク、ワクワクする感じはきっと忘れないと思います。

 

佐藤:僕が主演したドラマ(『liar』)の主題歌『Turn to You』を初めてパフォーマンスしたことも印象に残っています。

澤夏(澤本夏輝)君が振り付けしてくれて、大サビ前の1番おいしいところを僕にくれて。めちゃくちゃ自分に酔いながら踊っていたんですけど…本番の映像を見たら、照明が一切ついてなくて!真っ暗な中でただただ踊っていたという…(笑)。そういうハプニングもありました(笑)。

 

澤本夏輝:暗すぎたよね(笑)。

 

中島:(笑)。あと、登場シーン。幕が開いてから1人ひとりスクリーンに抜かれていくんですけど、ある日の公演ではテンションが上がって、みんなで叫んだんです。「うわあ、行くぞ!」とか。でも、太樹くんが…(笑)。めちゃくちゃ大きく口を開けて叫んでいた瞬間をカメラに抜かれたら変な顔で映ってしまい、会場にまさかの爆笑が起きたという(笑)。

 

佐藤:かっこつけた顔でステージに出ていくはずが、別の盛り上がりが起こったという(笑)。

 


 

 

本誌では、インタビューの続きやLDHの20周年を記念した特集も掲載されています。

 

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