料理家のこだわりのキッチン『自然素材を取り入れた2つの台所』

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食材や食器、調理道具を収納して、料理して片付けて清潔に保つという、多種多様のタスクがある台所。

&Premiumでは、創造や団欒の場であり、機能と居心地が重要視される台所という空間を、
心地よく保つ工夫やアイデアを聞きに18組の料理好きを訪ねています。

今回はその中から〈eatrip〉の料理人・野村友里さんの『自然素材を取り入れた2つの台所』を紹介します。

 

空間の気持ちよさを第一に作った2つの台所

 

〈eatrip〉を主宰する料理人の野村友里さんは、一軒家の自宅に2つの台所を持っています。

上の写真の広々とした1階の台所は家族や友人が集う場として。

また、母の料理教室としても使っています。

 

 

今年7月、もともと両親が住んでいた家を譲り受け、リノベーションした野村さん。

“実験住宅”として、自らのアイデアを盛り込み、
とにかく気持ちの良い自然素材をいかに取り入れるかに注力したといいます。

 

「場所によっては、壁に和紙を張ったり、左官仕上げにしたり、卵の殻を使ったエッグシェルペインティングを施したり。無垢材を多用することで、使っていくうちに自然素材がどう経年劣化していくのか、ある意味実験的にやっていることも多くて、今はいろいろトライアル中です

 

もちろん生活の軸となるキッチンにもその要素はふんだんに取り入れられています。

2つある台所の一つは、大人数での集まりや、母の料理教室として使う大きなL字型のキッチン。

収納扉には前面にシナノキを使い、真鍮の取っ手を付けました。

 

「使ううちにどんどん汚れていくものですが、何度も上から塗り直せるとも聞いて。今はきれいですが、少しずつ変化して味わいが出てくる過程を楽しみたいと思っています」

 

 

一方、もう一つの台所は2畳ほどのミニマルキッチン。

小さなシンクとIH、冷蔵庫と食器棚、道具と調味料置き、2人も入ればいっぱいになるスペースです。

普段の料理はいつもこの場所で作っているといいます。

 

「こちらは完全に私だけのスペース。最近は道具を少なくして、なるべく電化製品に頼らず、ないなかでどう工夫するかを考えるのが楽しみでもあるんです。自分だけの隠れ家みたいで、お気に入りの場所ですね」

 

料理はどんな小さなスペースでもできる、と野村さん。

台所のつくりや意匠はもちろん重要ですが、
それよりもまずは空間が気持ちよくなることをいちばんに優先させたいといいます。

 

家の中に自然素材を取り入れ、なるべく光を入れて風通しをよくする。手仕事の道具に触れ、新鮮なハーブを摘み、残った野菜をコンポストして循環させる。ささやかですが、私が料理をしたいと思うキッチンは、そこにいい気が流れていること。気持ちいい場所こそが、何より空間の美しさにつながると思っています」

 


 

本誌では、野村さんの素敵な台所のこだわり紹介はもちろん、
他の料理に携わる方々のこだわりの台所をご覧いただけます。

 

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