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毎日何となく入っているお風呂も、入り方を変えれば、免疫力を鍛える絶好の場所になります。
雑誌『健康』では、“ととのう”お風呂の入り方を、眠りとお風呂の専門家・小林麻利子先生が解説しています!
1回で体温が上昇!
免疫力アップに入浴が最適な理由
なぜお風呂に入ると免疫力が上がるの?
- 体温が上がる
- 副交感神経が刺激される
- 眠りの質が高まる
- ヒート・ショック・プロテイン(HSP)=たんぱく質が増える
→それぞれの詳しい解説は本誌にて掲載されています。
免疫力を上げるには、まず体温を上げる。
そのためには運動や食事も大切ですが、一番てっとり早いのがお風呂です。
たった1回のお風呂で体温がアップしますから、こんな簡単な方法はありません。
ただし、何となく入っているだけではダメ。
温度や時間、入り方などのポイントを押さえることが大切です。
お風呂で心も体もととのえて、免疫力アップを目指しましょう。
お風呂で『ととのう』と眠りの質が上がり
免疫力が上がる
体も心も『ととのう』究極のお風呂の入り方を紹介します。
ルール(1)『基本の入浴』と『リカバリー入浴』を使い分ける
40度のお湯に15分つかるのが『基本の入浴』ですが、免疫力をアップさせるには、
40度に20分、あるいは41度に15分つかってHSPを増やす『リカバリー入浴が効果的です。
また、基本の入浴は洗髪→本番入浴の順ですが、リカバリー入浴は本番入浴→保湿しながら洗髪になります。
ただ毎日リカバリー入浴を行なっていると効果が薄くなるので、週2回がベスト。
水曜日、日曜日など疲れをリフレッシュしたいときにぜひ!
ルール(2)冬は環境整備が命
実は交通事故より多い、お風呂場の事故。
血圧が高い人にとって、お風呂は脳梗塞や心筋梗塞を起こす引き金になり、意識が遠のいて溺死するケースもありえます。
特に冬場、気温差による血圧変動で起こるヒートショックは、命取りになるので注意が必要です。
そこで重要なのが環境整備。
部屋間の気温差をなくすために、脱衣所に暖房機を導入する、
風を防ぐ、熱いシャワーで温度を挙げて、浴室内を温めるなどの断罪を。
ルール(3)お風呂で心も体もすっきりマインドフルネス入浴法のすすめ
私たちはいつも無意識に「あのときこうすればよかった」「この先どうしよう」と
過去や未来のことをせわしなく考えています。
そんなあちこち散らかった意識を『今ここ』に集中するのが、マインドフルネス。
お風呂でマインドフルネスをすることを『マインドフルネス入浴法』といいます。
湯船につかって、香りをかいだり、深く呼吸したり、
一人になれるお風呂はマインドフルネスに最適な環境なのです。
本誌では、基本の入浴法に加えて、マインドフルネス入浴法も詳しく解説しています。
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