《登山×スキー》松田翔太がこよなく愛す『バックカントリースキー』の世界

  • 更新日
  • 有効期限 2024.01.02

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俳優・松田翔太さんのインスタグラムには、世界中の雪山を滑るシーンが何枚もアップされています。

そこにあるのは疾走感、圧倒的なスケール感、雪山ならではの静謐感、
そして命の危険を感じさせるヒリヒリ感……。

 

それは都会では味わえないスリルであり、生きている実感です。

今、スキーがエグゼクティブの間で盛り上がっています。

彼らにとってスキーはただの趣味、嗜みといったものではありません。

そのエクストリーム要素はビジネスマインドやベンチャースピリットを刺激し、
また、溢れんばかりの開放感が仕事への英気を養ってくれるのです。

 

そして、世界の名だたるスキー場ではアフタースキーが大切で、
リゾートは人脈を広げる社交場であったりもします。

 

今回GOETHEでは、世界のゴージャスなスキー場、上質なリゾートホテルを特集。

その中から、今回は松田翔太さんのスキー人生についてピックアップします。

 

松田翔平が愛して止まない
バックカントリースキーの世界

 

 

数々のドラマや映画、CMで活躍する松田翔太さんは、冬になると多忙な俳優業の合間を縫って
足繁く雪山に通っています。

それも好んで滑るのはいわゆるスキー場ではなく、リフトのない自然の雪山。

必要な冬山装備一式を背負い、朝早くから粉雪を踏み締めてピークに上り詰めると、
いまだ手つかずの白い斜面に大きなターンを描きます。

 

都会の喧騒から遠く離れた雪山の奥深くにいるのは、自分と仲間たちだけ。

見渡す限りに人工物は一切なく、雪世界特有の静寂感と肌を刺す冷気が心地よい。

松田さんが愛して止まないのは、そんなバックカントリースキーの世界です。

 

コアなスキーヤー

 

フォロワー132万人超という松田さんのインスタグラムには、男前のポートレイトに混じって
かなりの頻度で雪山シーンがアップされています。

それも世界中での滑走を自撮りした動画も少なくありません。

それを観れば「趣味はスキー」という段階を超越していることがわかります。

 

以前はたしか、プロフィール欄に『アクター』と並んで『スキーヤー』と併記されていたように思いますが、
それを見たスキー誌編集部がざわついていたそう。

今はよりマニアックなスラングにアップデートされていますが、その言葉を知っていること自体、
コアなスキーコミュニティ真っ最中にいる証です。

 

俳優一家に生まれ育ち、10代の頃から芸能界に身を置いてきた松田さんは、
いったいどうやってそんなコアなスキーヤーになっていったのでしょうか。

 

ワイルドで本格的な松田翔太のスキースタイル

 

 

まずは、子どもの頃から登山とスキーに親しんできたというベースが松田さんにはありました。

冬になると兄や妹とともに合宿生のスキー学校に預けられ、母親はその間を使って女優業に専念。

そんな冬休みの過ごし方からはじまり、中学・高校時代までスキーに親しんだ松田さんでしたが、
その後、留学や俳優業の関係でいったん雪山から遠ざかっていました。

 

そして20歳を過ぎた頃、松田さんは冬の八ヶ岳に登りました。

多忙だった仕事のストレスを発散させるために、ハードな環境で身体を酷使したいと考えたのです。

その時同行した冬山経験豊富な友人から聞いた話が、ひとつのきっかけとなりました。

 

登山とスキーを組み合わせたバックカントリースキーというものがあるよ、と。

雪山登山は好きですし、下りを滑って降りられるなんて最高じゃないですか。さっそく普通のスキーで試してみたのですが難しくて。それで調べてみると、専用のスキーやブーツがあることを知り、そこから少しずつ新雪を滑る練習をしていきました。そうして気がついてみたら、こうなっていたというわけです」

 

バックカントリースキーにすっかり魅了された20代の松田さんは、寸暇を惜しんで雪山に通いました。

気圧配置を読みながら車中泊でパウダースノーを追いかけ、仲間たちとカナダの山奥にスノーモビールで分け入り、
1ヶ月ほどのキャンプ生活で滑りまくる。

それを何年間も続けました。

 

私たちが知るのは都会の洗練を纏ったスタイリッシュな松田さんですが、
その姿からは想像もつかない、ワイルドでチャレンジングな行動ぶりでした。

 

20代の頃はとにかく滑りたかったから、そうして割り切ったやり方でスキーに集中していたのですが、今は家族と過ごす時間も大切にしているから、なかなかそうもいきませんね。

それに経験を重ねたおかげで、時間の使い方も旅のスキルアップもしているので、さっと飛行機に乗って北海道に渡って、目いっぱい滑り倒してから東京に戻り、翌日はまるでワープしたかのようにスタジオで撮影している、なんてこともよくあります」

 


 

本誌では雪山と向き合う気持ちなども語っています。

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