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「算数ができない子なんていません、大丈夫!」
プレジデントファミリーでは、
将来まで役立つ算数力のために、根本からわが子の苦手を克服するスゴいサポートを伝授。
算数はセンス、なんてウソ!
だれでも得意になる魔法が始まります。
今回は、数学教師芸人・タカタ先生による『算数好きな子の親がやっていた3つのこと』をピックアップします。
算数好きな子の親がやっていた3つのこと
「大谷は『打つ』『投げる』の二刀流。僕は『お笑い』『算数』の二刀流です」というタカタ先生。
数学教師の経歴を持つ算数エンターテイナーです。
「面白い」と思うことが算数上達への早道。
そんなタカタ先生が、わが子を算数が得意な子にするヒントを紹介します。
算数が得意になる子の親には、『一緒にやる』『叱らず見守る』『面白がる』という3つの共通点があるといいます。

ポイント(1)一緒にやる親
算数が得意な子ってどういう家庭で育ったのだろう。
そんな関心から、これまで優秀な子に出会うたびにご家庭に話を聞いてきました。
あるご家庭の場合、息子さんが算数が好きみたいだから算数検定を受けてみようということになったのだそうです。
そのときに、「じゃあ家族みんなで受けよう」と言って家族の行事ごとにしてしまったのだそうです。
息子さん、お母さん、お父さんがそれぞれ、自分のレベルに合わせてチャレンジしました。
するとすぐに、息子さんが家族の中で一番上の級を取ってしまったのだそうです。
それからは、下の級にチャレンジしている両親の『先生』になりました。
お母さんやお父さんが「この問題、わからないから教えて」と息子さんに頼むような感じだったそうです。
教えると言うことは一番いい学びになります。
その子の理解もより深くなっていったはずです。
そうしてその子はどんどん昇級して、小学4年生くらいで高校レベルの数学検定に合格してしまいました。
親子で楽しみながら、課題に挑戦しているというのが成功の要因かもしれません。
ポイント(2)叱らず見守る親
算数を好きにさせる、得意にさせるための、すべての子に有効な方法はありません。
もしそんなものがあれば、学校でも塾でもみんなそれだけをやっているはずです。
一方で算数を嫌いにさせる、苦手にさせる方法は簡単です。
「早くやりなさい!」
「なんでこんなこともできないの!」
という声がけです。
特に、子どもが問題を間違えたときにこれをやると一発で嫌いになってしまう危険があります。
小学生のアンケートでは、嫌いな教科1位が算数ですが、実は好きな教科1位も算数なのです。
面白さにハマれば幸運ですが、残念なことに、算数への興味を大人がつぶしてしまうことも多いように思います。
「あなたは算数ができないね」、「女の子は算数が苦手だから」など、
つい言ってしまいがちだとは思うのですが、これをやめるだけでも違うと思います。
算数は点数がはっきり出るので、できていないと子どもも傷つきますし、親も気になる。
ただ焦って結果をすぐに求めてはいけません。
前提となる内容をひとつひとつ習得していかないと次の単元は理解できないのが算数。
子どもによって時間がかかることもあるのです。
小さい子が指で計算をしているときに「指を使っちゃダメ」と言ったりすることもよくありますが、
そういう段階を踏んでいるんだな、と見守ってほしいと思います。
「ほかの子は誰も指を使っていないよ」などと言ってしまいがちですが、
その子なりのペースがあります。
学校では、2年生で九九をやるなど、みんな同じタイミングで同じことを習いますが、
必ずしもその子のペースと合っていない場合もあると思います。
そういうときこそ、家庭で見守ってやってください。
わかっていないのに先に進んでも、算数は得意になりません。
ゆっくりでも前の単元をしっかり理解してから進むことが、実は近道なのです。

本誌では、ポイント(3)の『親が面白がる』の解説や、一問一答なども掲載されています!
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