山田涼介が語る映画『鋼の錬金術師』「完結まで描けたことがすごくうれしい」

  • 更新日
  • 有効期限 2024.02.05

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山田涼介さんが主演を務める映画『鋼の錬金術師』の完結編が2部作となり、
2022年5月・6月に連続公開されました。

2017年の第一作から始まり、とうとう完結編。

GQ JAPANでは、山田さんの現在の気持ちをインタビューしています。

 

完結まで描けたことがすごくうれしい

 

「じつは、この取材の直前に完成試写を観たんです。撮影から時間が経っているので、あらためて観ると懐かしい思いにふけるところもあって……いま、ちょっと不思議なテンションですね」

 

山田涼介さん演じるエドワード・エルリックが還ってきます。

映画『鋼の錬金術師』(2017年)から約5年が経ち、このたび公開される完結編は
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』の前後編2部作となりました。

 

「いち原作ファンとしても、前作は物語がここから始まるというところで終わっていたのが心残りでした。今回、完結まで描けたことがあらためてすごくうれしいですね」

 

荒川弘さんによる原作漫画は、世界累計発行部数8000万部超、
完結から10年以上経っても高い人気を誇っています。

そんな作品の実写映画で主役を務めるにあたって、
さまざまな苦労をともなったであろうことは想像に難くありません。

 

『鋼の錬金術師』という作品の本質にどうアプローチするのか。それがいちばん気にかけていたところです。僕はこの作品が大好きだし、出る決意を固めた以上はみんなが観て楽しめる作品をつくろうと誇りを持って演じました。

『鋼の錬金術師』の本質は、人間ドラマなんです。だからこそ生身の人間が演じることによって生まれる温かさがある。その温かさが多くの方に伝わればいいなと思っています

 

CGが使われるシーンの撮影も
前作の経験のおかげで戸惑いはなかった

 

映画『鋼の錬金術師』シリーズを手掛けるのは、CGクリエイターとしても高い評価を受ける曽利文彦監督。

前作ではイタリアの街をドローンで空撮してスキャンし、そこから制作したCGと
生身の役者の映像を合成してシークエンスをつくる手法が話題になりました。

錬金術で生まれる雷も、飛び出す土の壁も、役者が演じているその場には何もありません。

特殊な現場だからこそ、前作の経験がおおいに活かされたそう。

 

「自分が錬成したものがこう動いて、街並みにぶつかって、この角度で落ちてきて……と、計算しながら想像する必要があります。

イマジネーションの働かせ方は前回で学んでいたので、戸惑いはありませんでした。監督と話す内容も、端的で要領を得たものになっていたと思います。

爆発シーンひとつとっても、『ここってどうなるんですか?』って漠然と訊くのと、『僕の想像だとこれくらいの規模の爆発なんですけど、どうですか』って訊くのとでは全然違いますよね。そうした部分で、やりやすさは段違いでした」

 

新たな豪華キャストたちに緊張は…?

 

今作では、新田真剣佑さん、内野聖陽さん、舘ひろしさんほか、豪華キャストが新たに加わりました。

そんな面々のなかで座長を務めるのはさぞプレッシャーだったのではないのでしょうか。

そう尋ねると、「それは全然なかったです。エドってそういう人だから」と答える山田さん。

 

「山田涼介としてそこにいたら、『うわっ、どうしよう』ってなると思います。でも前作でつくりあげた空気感がちゃんとあったし、みんなも役の姿でいるから緊張はしなかったですね。初日からずっとエドでいられました」

 

エドを演じるなかで感じ続けていたのは、そのカッコよさです。

 

「くじけてもくじけても、前に進めるための足がある限りは進み続ける。目の前で起きるひとつひとつの出来事に嘘偽りなくすべて100%で向かっていくって、大の大人でも難しいと思うんです。それを10代にしてやってのけている。男としてカッコいいなと思います」

 

どんな役でも、撮影が終われば引きずらないタイプだといいます。

ですが「僕はエドと違って、チビって言われてもキレないですけどね!」と茶目っ気を見せる顔が
ふとエドと重なって見えます。

 


 

本誌では山田さんのインタビューとカッコいいカットをご覧いただけます。

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