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「キャンプの醍醐味は、秋冬にある」
年間40~50泊を野外で過ごす生粋の某キャンパーはそう言います。
曰く、焚き火は言わずもがな、火を使った屋外ならではの料理も億劫でなく、
キャンプ場も人手のピークを超えてゆとりがあり、
行き帰りの渋滞も夏に比べると緩和される、と。
何より、ギアの性能をフルで活かせるそう(くれぐれも秋冬のキャンプは寒さ対策を抜かりなく)。
アウトドア猛者たちは、どうやら冬にこそ、その真価を発揮し、キャンプを楽しんでいるよう。
GO OUT特別編集『THE CAMP STYLE BOOK Vol.21』では、
キャンプを楽しむ62組のキャンプサイトをシューティング。
今回は、たっぷりとある秋冬の楽しみ方の中から2パターンを紹介します。
堅牢な巣穴の中は極暖
レトロに洒落込む冬のアナグマスタイル
yuuya_0503さん
TOHOKU CAMPERS CAMP 2023@吹上高原キャンプ場
〈マーモット〉のドームテント、レア8Pが要塞のごとくそびえ立ちます。
外にはタープどころかギアひとつなく、必要なものは中にすべてインして、潔く引きこもり宣言。
外から見るとちょっと近寄りがたいですが、内部は別世界が広がっています。
インナーテントは外して、シェルター仕様にすることで広い空間を確保。
家族でキャンプをする時もこのテントを使うというから、ソロキャンプだと一層ゆとりがあります。
中央にはパワフルな〈ニッセン〉のストーブを置き、この広い幕内でも暖かさは十二分。
そして、温かみのあるウッド素材や、暖色系のギアを多くレイアウトし、
外の北風の気配は微塵も感じさせません。
何より、レトロ&ヴィンテージな品々がそこかしこに並んでいて、味わいのある空間に仕上げています。
ひとりだと道具を少なくコンパクトにしがちですが、
自分のためにあえて時間と手間をかけて、居心地のいい場所を作るというのもまた一興。
これならむしろクマのように冬の間中、引きこもっていたいくらいです。
カラーを最小限にシルエットが際立つ
『白』主役のモノトーンサイト
solさん
solol night vol.4
ここ数年、キャンプのマストアイテムとなりつつあるランタンシェード。
その中でも、特に造形が美しいことで知られるのが『ソルオル』です。
ひと際洗練されたこのサイトも、人気シェードを生み出しているデザイナー張本人のものだと聞けば納得。
タープやテントはもちろん、ファニチャーやクルマの組み合わせに至るまで、
プロダクトそのものの造形美を引き出すセンスが抜群です。
色数を抑えたことでシルエットが際立っているのですが
モノトーンを意識したスタイルは数あれど、
ここまで『白』を主役にしたサイトにはなかなか出合えないでしょう。
唯一とも言える差し色になっているテントは、高機能なULギアを製造する〈ダーストン〉のもの。
超軽量かつ高耐久なDCF素材を採用したモデルで、欧米を中心に人気沸騰中。
また、自身が手がける〈ソルワークス〉のアイテムがいくつか登場する中でも、
思わず目を奪われてしまうのが、タープ下に吊るされた巨大なソルオル。
どうやら試作品のようですが、正式に商品化も検討しているのだとか。
本誌では他にもたくさんのこだわりを持ったキャンプサイトが紹介されています!
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