《人生を芳醇にする複数拠点の住処》起業家が建てたアートの入り口となる家

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多拠点邸宅。

2カ所以上のエリアに居を構え、日常的に行き来するライフスタイルです。

それをかなえ、人生を楽しみ尽くすための、より自由な発想の邸宅が続々と誕生しています。

 

今号のGOETHEでは、北海道から沖縄までのこだわりの邸宅を徹底取材!

普段いる場所とは別に、もうひとつの自分の居場所を持つことは、
想像を超えた充足感に満たされたものでした。

自然に囲まれた場所で仲間と寛いだり、ひとりゆっくりと自身の歩みを振り返ります。

 

複数の家を所有するからこそ、これからの人生が見えてくるのではないでしょうか。

家づくりは遊び慣れた大人だけに許された究極の遊びです。

 

今回は起業家・アートコレクターの川崎祐一氏の邸宅を紹介します。

 

人生を芳醇にする複数拠点の住処

 

 

アートの入り口となる家
川崎祐一 邸

 

その家の玄関で客人を出迎えてくれるのは、奈良美智氏の立体作品です。

大きな窓の前に設置されたこの作品は、ガラスの向こうの木々を背に燦々と太陽光を浴びていました。

 

「自然を背景に日光が作品を照らす、そんな場所にこれを置いてみたい。奈良さんの作品ありきで、玄関スペースを設計しました。春夏は森の緑、秋は紅葉、冬はちらちら舞う雪が作品の背景になってくれるんですよ」

 

起業家でアートコレクターの川崎祐一氏はそう話します。

 

奥に進むと、大きなワンフロアに絵画や彫刻が並ぶリビングが現れます。

 

まず目に入るのが、画家の花井祐介氏がこの家のために描いたという絵画。

リスの吹き出し部分に訪れた人が自由な言葉を入れることで、作品が成立する仕組みです。

部屋の奥には、鹿の頭部の剥製を透明の球体で覆った名和晃平氏の『PixCell-Deer』も飾られています。

 

「僕はアートって特別なものではないと思っています。友達の家に遊びに行ったら壁に絵がかかっていて、なんとなくいいと感じた。そういう出合いもあると思うんです。日常のなかにアートがあることの心地よさを、それを感じてもらうために僕はこの家を建てました

 


 

本誌では他にも7名の仕事人のこだわりの邸宅を公開しています!

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