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ピカピカのフローリングに、ふかふかの犬用ベッドがちょこん!
……そんな飼い主さんにとってはおしゃれで快適な部屋が、犬にも快適とは限りません。
ワンコと一緒に暮らすなら、犬にも人にも快適な部屋づくりを目指すべし!
wanでは、ペットに詳しい建築のプロが理想的な犬との共生ルームについて解説しています。
目指せ!ワンコと快適、元気に過ごせる部屋

ムダ吠えをなくすにはクレートの位置が重要!
犬と暮らす上でよく問題になるのが、ムダ吠え。
でも、サークルやクレートといった『犬の居場所』の配置を工夫するだけで、
ムダ吠えはかなり解消することができるんです。
ポイントは、音やニオイなどの刺激が多い、外部に接する場所、つまり窓やドアの側とか、
これらが目に入る場所にクレートなどを置かない、ということです。
犬の居場所は、犬にとって安心してリラックスできる場でなければなりません。
このため、できるだけ静かで落ち着ける場所にクレートなどを置くことが大切です。
犬が飼い主以外に向かって吠える理由の多くは、飼い主さんへの注意喚起です。
ですから、外部から人が入ってくるドアが見える場所を犬の居場所にすることは、最も避けなければなりません。
戸建てやマンションの低層階の場合は、外を通る人や電線の鳥が見える窓にクレートを向けるのもNG。
窓の側は、外の音が響く、寒暖差が激しい、などの点でもマイナスな環境になるので、
犬が長時間過ごす場所としては適していません。
では、どこにクレートを置くのがいいのでしょうか。
理想としては、この図で赤く囲んでいる、建物の中央部です。

家の間取りや広さによって難しい場合は、ドアの見えない位置にある窓と窓のあいだに、
窓に背を向けて置くとか、窓のカーテンを常時閉めておく、などの工夫をしましょう。
スペースが少ないワンルームマンションの場合は、テーブルの下やベッドの足元も良いと思います。
家具の配置を変えると要求吠えも減らせる
犬が飼い主さんに向かって吠えるのは「かまって」「おやつちょうだい」など、
何かを要求するための『要求吠え』です。
リモート勤務が増えた今、愛犬に静かにしていてほしい場面もありますよね。
要求吠えが気になるときは、インテリアの配置を変えてみましょう。
たとえば、この図のケースでは、
リビングの家具とクレーとの位置を変え、ソファで犬の視界を遮りました。
すると、犬からはダイニングにいる飼い主さんの姿が見えなくなり、要求吠えは格段に減ったのだとか。
犬と遊んでもよい状況になったら、飼い主さんは犬の視覚内にあるソファに座ればいいのです。
このように、犬にしてほしくないことがあれば、犬の居場所だけではなく、
人の居場所や行動を変えてみると効果があるかもしれません。
本誌では他にもワンコが暮らしやすい環境づくりなどが特集されています。
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