30時間あったらどこにいく?クリープハイプ・尾崎世界観「伊豆の温泉宿で小説を書きたい」

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あたえられた『30時間』。

あなたならどこに行って、何をしますか?

行き先や時間の使い方は自由です。

 

例えば、あの1皿を食べるためだけの旅をしてみたり、会いたい人に会いに行ったり。

30時間、東京から離れて過ごしてみたら、きっと返ってきた後の日常がほんの少し豊かになるはずです。

 

まずはミュージシャン、小説家として活躍する尾崎世界観さんの30時間をお届けします。

 

伊豆の温泉宿で小説を書きたい

 

 

好きなのに、うまくできない。
だから書きたいと思うんです

 

ロックバンド『クリープハイプ』のフロントマンとして活動するかたわら、
文芸誌に作品を発表し続ける尾崎世界観さん。

 

30時間の行き先は、ノーベル賞作家・川端康成が『伊豆の踊子』を執筆するなど、
名だたる文化人とゆかりが深い伊豆の老舗宿『川端の宿 湯本館』です。

 

この場所を選んだ理由は?

『書く』こととの向き合い方は?

尾崎さんの頭の中をちらりとのぞき見するような、小さな旅が始まります。

 

「これまで執筆のために宿に泊まったことはないんです。でもこういう場所は、前からいいなと思っていて。建物自体、昔の人に合わせて作られたサイズだから、都心の新しいホテルと違って、いろいろなものがちょっと小さい。

空間に合わせて自分の動きも小さくなるような感覚があると、より創作に入り込める気がします。

さっき川端康成が『伊豆の踊子』を書いたという部屋を見学したら、その部屋も四畳半くらいでした。予想以上に狭くて、共感というか、すごくいいなと思いました。

今住んでいる家にも文章を書くための部屋があるんですけど、狭いし、机もわざと小さいものにしています。広くて余っているより、ちょっと足りないくらいが落ち着くんです」

 

 

同じ文章でも、曲の歌詞と小説は真逆の存在。

 

「歌詞は短距離走。10mくらいを突っ走る感覚で、そうじゃないと音に乗らない。小説は単純に分量が多いから、長く続けるための走り方を考えながら書かないといけません。

それに、歌詞は歌えば自動的に耳に入るけど、小説は読まなければならないし、読ませなければいけない。そこがすごく難しいです。

自分自身、子どもの頃からなにをやってもうまくいかなかったけど、音楽は長く続けていたらどうにかなった。やりたいと思って形にできた唯一のものが音楽で、それが嬉しい反面、怖くもあるんです。

今、ちゃんと『好きなのにできない』のは小説だけ。だからこそ小説に憧れと執着心があるし、それが書くモチベーションのすべてです」

 


 

本誌では、宿での過ごし方や、30時間の旅で立ち寄りたい伊豆のスポットなども紹介されています。

 

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