フジテレビジョン 港浩一社長「フジテレビを再び強くする使命がある」

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かつて年間視聴率で三冠王者だったフジテレビの黄金期を制作現場から支えた、フジテレビジョン社長港浩一氏。

 

グループ会社の社長を務めていましたが、出戻りする形で2022年に社長に就任。

業界全体に逆風が吹く中、放送の新たな価値を模索します。

 

日経ビジネス電子版では、フジテレビジョン社長の港浩一氏にインタビュー。

 

テレビの『楽しさ』を再定義

 

社長就任からもうすぐ2年になります。

グループの制作会社である共同テレビジョンからの出戻りは当時、メディア業界で話題になりました。

 

「社長拝命は予想しておらず僕も驚きました。(時間帯ごとの)年間視聴率で三冠を取っていた1980年代と2000年代、僕は制作現場にいました。その体験を踏まえてフジテレビを再び強くする使命があると感じています。

共同テレビの社長を務めていた7年間、フジテレビの看板番組が次々と終了していくのを外から見ていました。しょっちゅう顔を出して話を聞いていたのですが、番組作りが窮屈になっているのではないかと感じていました。

看板番組を失って(視聴率などが)下降線をたどると、企画を決める段階から多くの人が意見するようになります。すると、本当は面白かったはずの企画の根っこがどこかに行ってしまう。

局内の担当者や外部の制作会社などが持ってきた企画の説明に対して『こうした方が面白い』と本当に考えて発言しているのか、それとも『何か言わなくちゃいけない』と思って意見しただけなのかわからない場面もありました。

だから社長に就任してからは、本当に面白いと思って夢中で作るやつに企画を思い切りやらせよう、と社内に伝えています。面白いと思ったら皆でそれに乗ろうぜ、と。

今フジテレビは個人視聴率が4位で(ファミリー層に限った)コア視聴率では2位争いをしている。ものすごく悔しい。一方でこの2年で企画への取り組み方、考え方を変えたことで現場はとても明るくなったと感じています。若手が企画した番組が放送される機会も増えています」

 

非広告事業を収益の半分に

 

テレビ離れが進み、放送収入は業界全体で減少しています。ビジネスモデルの転換期ではないでしょうか。

 

「番組から自前の知的財産(IP)を生み出さなければいけません。かつて『トリビアの泉』がヒットした際、出演者が押す『へぇボタン』を模した商品を売り出しました。約2000円と結構な値段でしたが、10万個も売れました。こうしたIPをそれぞれの番組で考えていこうと。

ただ、へぇボタンは押すと『へぇ~』という声が出るだけの商品なのですぐ飽きられちゃったんですが(笑)。もうちょっと考えないとダメだなという教訓でもあります」

 


 

本誌ではインタビューの続きをお読みいただけます。

 

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