
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。

雑誌『ねこ』にて連載されている『穴澤賢の犬飼いから見た ねこの不思議』。
今回第33回では、『ねこの寿命が30才に? 夢の治療薬が近い将来完成か』を掲載しています。
フリーライターの穴澤賢さんは大吉と福助という2匹の愛犬と暮らしていますが、
ねこと音楽とお酒も大好きだそう。
ねこの寿命が30才に?
夢の治療薬が近い将来完成か
文:穴澤賢
今回は連載タイトルとずれてしまうが、ねこと暮らす人にとっては朗報なのでお許しいただきたい。
たしか一昨年だったか、ねこの腎臓病を直す物質が見つかったというニュースに「おぉ!」と思った記憶がある。
でも実用化されるのはかなり先だろうなと思っていた。
ところが、ねこの日に放送された『猫のこと、ちゃんと考える~猫の幸せ 私の幸せ(BSテレ東)』を見て、
すぐそこまで来ていることを知った。
ねこと暮らす人はご存知の通り、ねこの多くは腎臓病で命を落とす。
死因の2位で、1位はがんだが、がんで死んだねこを解剖すると肝臓がぼろぼろだという。
いずれにしても、ねこは年をとると肝臓が悪くなる。
肝臓の細胞は再生することはないので、どうしようもないと考えられていた。
しかし、元東京大学の宮崎徹氏の発見した『AIM』という物質がそれを解決する道を開いた。
AIMは血液中にあるタンパク質で、ほとんどの動物が持っている。
体の中では日々老廃物が出るが、AIMはそれらにくっついて「ここにゴミがある」と知らせて
免疫系(マクロファージ)に処理させる働きがある。
本来は、人間の腎臓病のための研究だったが、ねこに腎臓病が多いことを知り調べてみたところ、
ねこもちゃんとAIMを持っているのに、働いていないことが分かった。
そのため、老廃物がどんどん溜まり腎臓がやられるのではないか。
AIMが本来の働きをすれば回避できるのではないか。
そこで正常化したAIMを投与してみたところ、余命一週間と診断されたねこが一年以上生きたという。
腎臓の細胞を再生するのではなく、溜まったごみを処理することで腎臓の負担を減らすのだ
(早くから投与すればそれだけ長生きするはず)。
そこで本格的にねこの治療薬を開発しようとした矢先、新型コロナの影響で研究費が打ち切られ、
中断を余儀なくされた。
そのことが報じられると、全国の愛猫家から寄付が殺到し、なんと3億円近く集まったんだとか。
ねこ好き、すごい。
そこで宮崎氏は東大を退職して『AIM医学研究所』を立ち上げ、ねこの腎臓病薬の実用化に向けて動いている。
目標は2024年とのこと。
私は犬飼いだが、ねこも大好きなので、期待している。
本誌では、ほかにも猫たちの記事をたっぷりお読みいただけます。
I LOVE MAGAZINES!キャンペーン2024

期間中に新規で対象誌をご注文をいただいたお客さまから
抽選で合計350名様にプレゼントが当たります!
キャンペーン期間中に、I Love Magazines!2024~spring~対象誌をご注文いただくと
Amazonギフトコード、U-NEXTギフトコード、全国のカフェで使えるドリンクチケットなどが当たります!
上のキャンペーン画像をタップして詳細をご覧ください!
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。






