福山雅治「人それぞれ与えられた立場で自分にできることをやっている」

  • 更新日

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。

 

移り変わりの激しい世界において、シンガーソングライター、俳優として、頂きに立ち続ける福山雅治さん。

この希有な人物を進化、更新させてきたのは、「おそらくは生まれつき」と自認する“悲観主義”なのかもしれません。

彼はいかにして、数多の人間惹きつける多面的な魅力を磨いてきたのでしょうか。

 

Esquire The Big Black Bookでは、トップランナー・福山雅治さんの哲学をインタビューしています。

取材内容は2023年4月当時のものです。

 

人から喜ばれることを嬉しく思っていた

 

 

「田植えに稲刈り、みかん狩り、母方の祖母が農家でしたから、“ばあちゃんの役に立てば”と子どもの頃はいろんな手伝いをやっていました。みかんを運ぶのは重たいですからね。

霜が降りる頃は、少し凍った実をもいでその場で食べた。思い返せばそれらはとても贅沢で得難い経験ではありますが、当時は寒さがつらく、決して全部が楽しくはなかったです(苦笑)。それでもばあちゃんが『雅治、ありがとうね』と喜んでくれれば嬉しかったし、それが励みになりました。

“自分のことは自分でやる”という家でしたから、お小遣い稼ぎのために小学生の頃は新聞配達をしていました。朝、新聞を届けに行くと、配達先のおじいさんが今か今かと玄関先で立っていて、『おぉ、待っとったぞ!ありがとね』と。家庭の内と外で、そんなふうに人から喜ばれることを嬉しく思っていました」

 

1970年代、故郷である長崎での少年時代のエピソードです。

 

人それぞれ与えられた立場で
自分にできることをやっている

 

「人の役に立ちたい」という福山さんの思いが、どこから生まれているかという問いに応える形で語られたのですが、
その姿勢はこの4月から放映が始まるドラマ、日常劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』にも呼応する。

演じるのは、FBIから警視庁に派遣された全盲の捜査官という役柄。

 

「最初にオファーをいただいたときに、実際にそういう人がいるのかどうか?ということも考えましたが、今作は全盲の男の生い立ちを綴っていく物語ではなく、さまざまな社会問題を描くうえで、一つのフィルターとしてこのキャラクター設定だと解釈し、演じる指針を見つけました。事実、目の見えない人がこの社会のなかで生活をし、社会の役に立つことで喜びを得ている。

例えば僕は今、こうしてインタビューに応えていますが、片やウクライナでは戦争が起きている。つまり、地球上にはさまざまな出来事が同時多発的に発生している。そのなかで僕はエンターテインメントの仕事をしていますが、人それぞれ与えられた立場で自分にできることをやっている。

生まれる場所は選べないもののそこに生まれ落ちて生きていく自分が、どの社会の一員として他者の役に立てるのか。

僕は、人に必要とされ、自分が選んだ仕事が誰かの役に立っているのであれば嬉しいという思いで、エンターテインメント活動をしてきました。それは今回の作品も同様です」

 


 

本誌ではインタビューの続きをお読みいただけます。

 

I LOVE MAGAZINES!キャンペーン2024

 

 

期間中に新規で対象誌をご注文をいただいたお客さまから
抽選で合計350名様にプレゼントが当たります!

 

キャンペーン期間中に、I Love Magazines!2024~spring~対象誌をご注文いただくと
Amazonギフトコード、U-NEXTギフトコード、全国のカフェで使えるドリンクチケットなどが当たります!

 

上のキャンペーン画像をタップして詳細をご覧ください!

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。