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こだわりや個性、ファッションの傾向がわかるのがワードローブ。
GINZAでは、『丁寧にメンテナンスされてファッションアイテムが待機している』
そんな服への愛情たっぷりな人たちの、クローゼットを取材しています。
惚れ込んだコレクションをずっと着続けていく
ヘアサロン[LAND]ディレクター&スタイリスト
篠原かおり
寝室の壁際にずらりと並んだ引き戸を次々と開け放ったとたん、こぼれおちるように現れた刺繍やチュールやファーの数々。
ちらりと覗くだけでもアートピースのような存在感が伝わってきます。
篠原かおりさんの豊かなワードローブは、すべてこの部屋に集められています。
「きっかけは〈マルタン マルジェラ〉〈現在は〈メゾン マルジェラ〉〉。中学生の時に地元のセレクトショップで出合って衝撃を受け、高校生になったら頑張ってアルバイトして1シーズンに1点ずつコレクションを集めました。
その後〈ブレス〉〈シャルル アナスタス〉〈シモーネ ロシャ〉のアイテムを集めて愛でています」
仕事の場でも普段からこれらのドレスを着用している篠原さん。
ビッグシルエットのジャケット姿も多いです。
「海外を旅したら古着屋で4XLくらいの大きいのを探すようにしています。ドレスも、日本には小さめしか入荷しないから、世界中からオンラインでオーバーサイズを探索するくらい、個人的にこだわっている部分かもしれません」
家族の会話が行き交う
収納場所以上の存在価値
[LORO][1117][ENOF]ディレクター、デザイナー
菅原美裕
やわらかな光が差し込む約10帖の空間。
什器の上には珍しいシューズの数々が並び、天つりのポールに30本ほどのボトムが整列した様子は、
もはやウォークインクローゼットの域を超えています。
「以前店舗だった物件の特徴をそのまま生かして、丸ごと衣装部屋として活用しています。窓が大きいと服の色が正確にわかるのもメリットのひとつ」
3つのブランドを手がける菅原さん。
仕事に重きを起きたいから、自分が着る洋服にはなるべく時間をかけないよう心がけているといいます。
「制作中、リングを身につける架空の女性を想像したり、手を動かして作業したりする上で、極力自分はシンプルな状態にしておきたいんです。趣味もほぼ変わらないので、似たようなワードローブの中でスタイリングをパターン化させています」
ベーシックなアイテムが並ぶ中、一際存在感を放つスニーカーは夫のコレクションだそう。
「壁際に積み重ねられた箱も、最近知ったのですが、空じゃなくて(笑)。おそらく200足はあります。それぞれのストーリーを聞くと勉強になるし、主人から影響を受けることも多いです。
朝の身支度をしながら最近買ったものを報告しあったり、そこからちょっと会話がそれたり。ここは収納スペースというより、第2のリビングみたいなコミュニケーションを交わす場所にもなっています」
本誌では、ほかにもモデルやアパレル勤務、さまざまな方達のクローゼットを掲載しています!
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