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ネットを介した買い物は手軽でいいものですが、
オーナーの個性がダイレクトに感じられる実店舗へ足を運ぶことの魅力は
それにしか感じられないものがあります。
店の人と直接会話して初めて湧いてくる物欲、
自分の目で見て初めて出会える素敵なモノ……。
2ndでは、信頼のおけるトラッド巧者お墨付きのショップを紹介しています。
ブレることなく丁寧に
久留米でトラッドを発信し続けて35年
FACE/福岡
福岡・博多の南に位置する久留米市。
決してファッション先進の地とは言えないこの場所で、
35年ものあいだ変わらずトラッドスタイルを発信し続けている名店は、
その店名の通り街の『顔』になっています。
「お店に並んでいるのはもう20~30年ほどの付き合いになるブランドばかりです」
そう語るオーナー山手さんの愛するスタイルは開店以来ブレることはありません。
かつてパリにあったセレクトショップ『エミスフェール』の感覚に近いという、
ヨーロッパのフィルターを通した上品なアメトラスタイルは、廃れることなくこの地で静かに輝き続けます。
『町のセレクトショップ』
この言葉が、これほど似合うお店もそうないでしょう。
ショップというツールで
人と人とを繋ぐ
EUREKA FACTORY HEIGHTS/岐阜
「僕の仕事はモノを作ることではなく、どう売れば良いのかを考えることなんだと思います」
オーナーの小林さんはそう話します。
2009年に店をオープンさせてから約15年、現在はコーヒースタンドを併設するベーカリーを経営するなど
さまざまな方面で活躍する一方、その考えははじめから変わりません。
「セレクトショップの役割は、ブランドとお客様のハブになること。どんな思いで作られた服なのかをお客様に伝えられるのは僕らなんですよね」
冷静に話す小林さんからは、店の在り方に対する熱い思いが感じられます。
どんな服を買うかではなく、どんな人が選んだ服を買うのか。
そんな言葉が頭に浮かぶショップです。
神保町に生まれた新たな社交場
max’s/東京
アーチ札幌やアナトミカなど有名ショップにて10年間研鑽を積み、
昨年9月に念願の『マクシズ』を東京・神保町にオープン。
「自分の店を持つのが夢です。と宣言した僕を雇い、店のノウハウをイチから教えてくれた前職の社長には感謝しています。新品と古着、アメリカとヨーロッパをミックスしたセレクトはその時に教わったんです」
そう話す近谷さんのセレクトには大切なルールがある。
「ルーツが見える服が好きなんですよね。どんな人が、どんあ場所で作っているのか、そういったところも含めて服を楽しんでほしいですね」
人の良さが滲み出る近谷さん、この人が選んだアイテムであれば間違いないでしょう。
本誌では、ほかにも日本全国にあるトラッド好きがいくお店が紹介されています。
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