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迫る定年、何から備えたらいいの?
PRESIDENTでは、アンケート調査を基に、定年前後の世代が後悔していることをランキング化。
著書『上司力研修』『50代からの働き方研修』などの著者・前川孝雄氏がランキングを解説します。
仕事は働きがい重視にシフトしよう

仕事の後悔ランキング
1位 定年後も働けるように資格を取っておけばよかった
2位 海外で稼げるように外国語を勉強しておけばよかった
3位 自分のやりたい仕事をしたほうがよかった
4位 もっと稼げる仕事をしたほうがよかった
5位 再就職に向けた準備をしたほうがよかった
定年前から意識の切り替えと準備が大切
30~40年も会社勤めをしていると思考回路が『会社人間』になりがちです。
アイデンティティやモチベーションが、職位や給与に固着してしまっているのです。
組織の中で出世するほおど高い収入が得られ、より良い暮らしができたのですから、無理もありません。
しかし、50歳前後でこのような価値基準を修正しておかないと、後々苦労します。
一部の企業では55歳前後に『役職定年』が設定されており、職位が奪われ給与も大幅に下がるからです。
プライドが傷つけられ、自信と意欲を失ってしまう人が少なくないのです。
さらに60歳で本当の定年を迎えると、組織の中核的な役割からも離れることになります。
雇用継続で65歳まで残れたとしても収入は大幅減。
後輩が上司になり、指示される立場に変わる。
割り切れない気持ちにもなります。
その上、これまで仕事一筋できた人ほど、仕事絡みの人間関係しかなかったりするものです。
平日にゴルフができる身分になっても、一緒に行く仲間がいない。
そうして家にひきこもりがちになり、社会との関わりも薄れ、暗い老後生活を送ることになるのです。
定年後の人生を充実した日々とするためには、定年前から意識の切り替えと準備が大切です。
役職定年はまさに絶好のタイミング。
職位と給与から働きがい重視にシフトしていきましょう。
フトコロ事情は人それぞれでしょうが、定年後は給与の高さにあまりこだわる必要はない、ということもあります。
近年『老後2000万円問題』が話題になりましたが、定年を迎えるころには子どもの教育費が必要なくなり
住宅ローン完済が見える人も多い。
病気や介護リスクはあっても、老後に受け取れる年金や、積み上げてきた預貯金、投資してきた株などもあるでしょう。
定年後はお金ではなく、働きがい重視で仕事が選べるようになるのです。

本誌では、お金の後悔ランキング、人間関係の後悔ランキング、健康の後悔ランキングなども掲載され、
それぞれ解説されています。
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