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キーボードの形状やタイピングの感覚にこだわりを持つ方は多いはず。
その究極スタイルが、自分好みのパーツを選んで組み立てる『自作キーボード』です。
Mac Fanでは、その魅力について、
自作キーボード専門店『遊舎工房』のモリ店長がインタビューに答えています。
日本初の自作キーボード専門店『遊舎工房』
2019年1月に秋葉原・末広町エリアにオープンした『遊舎工房』では、
自作キーボードの販売や、工作室のレンタルサービスを提供しています。
各種パーツやアクセサリは通信販売でも購入できますが、
キースイッチの押し心地や質感などを店頭で確認できるのが大きな魅力です。
また、自宅で工作スペースを確保できない場合は、隣接する工作室を基本料金2時間2000円でレンタルすることも可能。
別途有償で工具の貸し出しや技術サポートも提供しているので、
仕事帰りに立ち寄ってキーボードを組み立てることもできます。
キーボードを自作するメリットは何?
『自作キーボード』に何を期待するのかは、人によってさまざまです。
色やデザインにこだわってカスタマイズしたい人もいれば、オンラインゲーム専用の『片手キーボード』を作る人もいます。
さらに、入力効率を高めるためにキーボードの形状やキーの配列だけでなく、
キータッチの重さなどを自分に合わせて調整する人もいます。
長時間のテキスト入力でも腕が痛くならないように、
楽な姿勢で入力できる『左右分割式のキーボード』を求めて来店する人も多いとのこと。
頻繁に利用するキーボードの操作感にこだわるのはMacユーザーにとっても自然なことです。
先入観を持たず、自作キーボードの世界に触れてみましょう。
電子工作の経験がなくても大丈夫?
キーボードの『自作』にもいくつかのアプローチがあります。
キーボードを構成する部品の一つひとつを自分で厳選し、ハンダ付けで工作する本格的な組み立て方法もあれば、
主要なパーツについてはハンダ付け済みの手軽な組み立てキットもあります。
時間や手間をかけたくない人には、キースイッチをドライバでネジ止めし、
好みのキーキャップをはめるだけのキットも用意されています。
また、キーの数が少ない『マクロバット』や『テンキー』は、
はじめての自作キーボード製作のチャレンジにも最適。
ハンダ付けに自信がない人は、工作室で開催されるキーボード組み立てイベントに参加すれば
スタッフのサポートを受けながら練習用のキーボードをつくれるそう。
本誌では、自作キーボードの組み立てに必要な物や選び方などのアドバイスも掲載されています!
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